↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
死者を統べる者は、魂を喰らって明日を歩む  作者: 涼風あさ
地獄編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

15/16

第15話:魂の代償、破滅の咆哮

お読みいただきありがとうございます。

毎週 月・水・金曜日 の 19:10で更新していきます。

洞窟の前に広がる夜の静寂は、痛々しいほど冷たく張り詰めていた。


月光が照らし出す影の中、白銀の髪を風に揺らす少年――ロックは、氷のように冷ややかに澄んだ赤い瞳で、目の前の捜索部隊を見つめていた。


その傍らには、右頬に傷を持つ護衛ガレナス、曲刀を抱えた海賊バルバ、そして重厚な防腐処理を施されながらも全身に生々しい傷痕を残した女テイマーの屍鬼が佇んでいる。


「……ラ……グナ……?」


レイピアの柄に手をかけたまま、エルフの聖騎士シルヴィアの薄い唇から、微かな戦慄とともにその名が漏れ出た。


その隣で、身の丈ほどもある重厚な鋼鉄のクレイモアを構えていたバルドルは、全身の血が凍りついたかのようにその場に立ち尽くしていた。


目の前に立つ人物の佇まいには、かつて魔法学校で肩を寄せ合い、屈託のない笑みを浮かべていた弟分――ラグナの面影がどこにも存在しなかった。


一筋残らず透き通るような白銀へと変色した髪。病的なまでに蒼白な肌。そして、生きとし生けるものへの温もりを一切絶ち切った、冷酷極まる赤い瞳。


「ラグナ……! 嘘だろ、ラグナ……ッ!?」


バルドルの声が激しく震えた。喉が引きつり、まともな音にならない。


胸の奥から溢れ出すのは、幼い頃の温かな記憶だった。不器用で、いつも自分の後ろを追うように歩んでいたあいつ。冤罪で追われ、恐怖に怯えているはずの幼馴染。救い出さなければならないという強い思いが、バルドルの胸を強く締め付ける。


「ラグナ! 帰ろう! お前が人を殺すようなやつじゃないことは、俺が一番よく知っている! 一緒に首都へ戻り、冤罪を晴らすんだ! 俺が……俺が全力でお前を守るから……ッ!」


苦痛と懇願の混ざった大声で、バルドルは必死に説得を試みた。


しかし、ロックの表情は一片の揺らぎすら見せなかった。


「……過去も、その名前もとっくに捨てた。ボクの名はロックだ」


冷たく切って捨てるような一言。バルドルは弾かれたように目を剥いた。


「何を言っているんだラグナ! 昔の日常を、魔法学校の頃を思い出してくれ! お前の帰る場所は、あそこにあるんだぞ! 間違いなんだ、全部何かの間違いなんだよッ!」


「帰る場所、だと……?」


ロックの口元に、嘲るような薄い冷笑が浮かんだ。


「そんな場所は、最初からどこにもなかった。すべては偽りの幻だったんだよ」


「……な……に……?」


「ボクは『ラグナ』などという人間ではない。アスガルド聖導国の教皇が推し進める『人造神計画』……その過程で切り捨てられた数多の失敗作、『被検体No.1800』こそがボクの正体だ」


淡々と告げられる凄絶な真実。捜索部隊の聖騎士たちが息を飲み、顔を見合わせた。


「両親……アルヴィスとヘーニルも、ボクの本当の親ではない。重大な秘密を隠すための『偽装家族のパーツ』としてボクを引き取り、息子のフリをさせていただけだ」


言葉を失う捜索部隊。特にシルヴィアの青い瞳には、信じてきた聖導国と教会の闇の深さに対する、底知れぬ絶望と戦慄が広がっていた。


ロックは絶句するバルドルへ向けて、どこまでも無機質な視線を向けた。


「貴族として何不自由なく甘やかされて育ったお前と、ボクとでは最初から相容れない存在だ。……お前の父、フレイ枢機卿が次期教皇の最有力候補なら、お前はボクにとって明確な敵側だ」


「ラグナ……ッ! 待ってくれ、頼むから話を――!」


「行け」


ロックの低く短い命令に応じ、女テイマーの屍鬼が地面を蹴った。


ガツゥゥゥンッ!


女テイマーの屍鬼が手にした形見の短剣と、シルヴィアの放ったレイピアの一閃が激しく交錯し、鋭い金属音が夜の静寂を叩き割った。


「――くっ!」


一番に反応し、前に躍り出たのはシルヴィアだった。


前衛の女テイマー屍鬼が筋肉のリミッターを解除された超人的な筋力で迫り、後方からはロックが単発式拳銃を構え、『肉体強化(メギン)』を体に巡らせて正確な射撃戦術を展開する。


――ダンッ!


放たれた重厚な弾丸。しかし、シルヴィアは卓越した身軽な身のこなしで、滑るようにその弾軌から身を躍らせ、易々と回避してみせた。


彼女の凄絶な戦闘力は、ロックや屍鬼の追随を許さない。


(ラグナ……! なぜこんな、死者を汚すような術を……っ!?)


シルヴィアの胸中に強い迷いと葛藤が渦巻く。


首都を出る前、彼女はレヴィ男爵が「アルヴィスとヘーニルは裏で不審な研究をしていた」などと知っていたかのように口にしていた現場に居合わせていた。あの時覚えた辻褄の合わない違和感――それが今、ロックの口から明かされた凄絶な真実と一本の線で繋がり、胸を突いていた。


運命に翻弄される少年を「殺したくない」という想いが、彼女の刃をわずかに鈍らせていた。


ロックに怪我を負わせず生け捕りにするため、シルヴィアは即座に意識を切り替えた。


(まずは……あの前衛の屍鬼を排除する!)


ロックが素早い手つきで単発式拳銃の排莢を行い、次弾を装填する一瞬の隙。


シルヴィアは静かに息を吸い込み、全身へ高密度の風を纏わせた。


『風纏衣(ヴィンド・シュラウド)』


「……っ!?」


後方のロックが目を見張る。自分自身が扱える微弱な風魔法とは根本から異なる、空間そのものを削り取るかのような圧倒的な高圧の風の波動。


踏み込んだシルヴィアの身体能力は、エルフの領域を遥かに踏み越えていた。かつてロックが死闘の末に討ち果たした強力な魔獣『ネメア・レオン』すら上回る、常軌を逸した圧倒的な速度と踏み込み。


「ガッ……!?」


形見の短剣を振るう女テイマーの屍鬼だったが、最初こそ喰らいついていたものの、シルヴィアの圧倒的な斬撃の速度と切れ味の前に、瞬く間に追い詰められていく。


(速すぎる……ッ! 魂のストックを出す隙すら与えられない……!)


ロックは歯を食いしばった。


シルヴィアの隙のない怒涛の猛攻の前に、体内の魂のストックを引き出し、新たな死霊術で『死霊(ゴースト)』や『霊禍(レイス)』を錬成・展開するだけの時間的・精神的な猶予が一切存在しなかった。手元の単発式拳銃と『肉体強化(メギン)』で手一杯の状態。


ロックはとっさに女テイマーの屍鬼の背後へ滑り込み、彼女の肉体を盾にしながら、シルヴィアの完全な死角へと銃口を向けて引き金を引いた。


――ダンッ!


「――『風華旋舞(ヴァルキュリア・ノヴァ)』――」


静寂を切り裂く清冽な声。


一瞬の嵐が爆ぜた。


シルヴィアの放った旋風の刃は、死角からの弾丸と、盾となった女テイマーの屍鬼の肉体を、同時に一刀のもとに切り裂いた。


そのままの絶大な勢いとスピードを殺さず、シルヴィアは滑り込むようにロックの胸元へ肉薄した。


「しまっ――」


ドスッ!


地面に力任せに押し倒され、ロックの視界が夜空へと裏返る。


両腕を完璧に抑え込まれ、単発式拳銃を弾き飛ばされた。地面の上に完全に抑え込まれ、身動きが一切取れなくなるロック。


シルヴィアとロックの激突と時を同じくして、前線の残る者たちも一斉に刃を交えていた。


「頭を切り替えろ! 敵は目前だ!」


「死霊術師とその仲間を拘束せよ!」


混乱から即座に立ち直った聖騎士たち4人が、見事な集団連携を組んで襲いかかる。


「ハッ、小癪な聖騎士どもがッ!」


「ロックの援護へ回るぞ、バルバ!」


歴戦の猛者であるガレナスと海賊バルバは、圧倒的な実戦経験と重厚な武力で応戦。数の有利を活かして攻め立てる聖騎士たちを、力任せに押し返し始めた。


しかし、横目で見たシルヴィアの圧倒的な強さ。ロックが苦戦している光景を確認したガレナスたちは、『すぐにでも援護に向かいたい』という焦りを強めていく。


だが、人数差による隙のない連携陣形を崩しきれず、焦燥が募る。


その時、焦りを深めた聖騎士のひとりが、前線から離れた場所で突っ立っている男へ向けて叫んだ。


「バルドル君! 援護を! 陣形を強固に――」


しかし、放心状態のバルドルの耳には、その叫びは一切届かない。


「――今だッ!」


その一瞬の視線のブレ、意識の隙を、ガレナスとバルバは見逃さなかった。


言葉など交わさずとも、長年の戦感でお互いのなすべき役割を察知する。


「ぬああああッ!」


海賊バルバが巨躯を躍らせ、圧倒的な腕力で3人の聖騎士たちを強引に力任せに押さえ込む。


その瞬間、ガレナスが一筋の疾風となって隙を晒した聖騎士のひとりへ肉迫し、一閃を繰り出す。


ズバッ!


「ぐあぁっ!?」


即死を避けつつも無力化する絶妙な一撃により、盤石だった聖騎士たちの連携の一角が完全に崩れ去った。


その直後――戦場全体に、凄絶な突風が吹き荒れた。


発生源では、シルヴィアがロックを完全に地面へ抑え込んでいた。


「バルドルッ!!」


突風の中心で、シルヴィアが怒号を上げた。


それは、捜索部隊の誰もが今まで一度も耳にしたことのない、感情的で悲痛な大声だった。


「何を立ち尽くしているの!? ラグナを死なせたいの!?」


「え……?」


「この子を生かすには、まず生け捕りにするしかないの! 急ぎなさい!」


シルヴィアの一喝に、バルドルはハッと我に返った。


焦燥と痛切な想いに突き動かされ、腰にぶら下げていた捕縛用の頑丈な縄を引き抜くと、抑え込まれたロックのもとへ向かって必死に駆け出した。


抑え込まれながらその光景を見ていたロックの脳裏に、かつて両親と親しげに会話を交わしていたシルヴィアの姿がフラッシュバックした。


(……待て。ボクは、あのエルフも両親を監視し誘導していたアインヘリヤルの一員だと思い込んでいた……。だが、あの刃の迷い……ボクを殺さず生け捕りにしようとする言動……。あの女は、アインヘリヤルではないのか……?)


胸を突く違和感。


「ロック!」


ガレナスが援護に向かおうと足を踏み出す。


しかし、仲間を斬られながらも即座に体勢を立て直した残りの聖騎士たちが、死力を尽くしてガレナスとバルバの前に立ち塞がった。


「行かせるかッ!」


「うおおおおッ!」


協力して突破を試みるガレナスとバルバだったが、決死の足止めを行う聖騎士たちの奮戦により、前進を阻まれる。


その激闘の渦中――突如として、不気味で異質な冷気が戦場全体を覆い尽くした。


「――なっ……!?」


空気の一変に、全員の動きが止まった。


暗闇の中から、微かな足音すら立てずに現れた一団。


漆黒の衣装の上に白銀の甲冑を纏うその異様な佇まい。教皇直轄特務機関――『アインヘリヤル審問班』。


聖騎士たちは先ほどロックから告げられた聖導国の凄絶な闇を思い出し、不吉な直感とともに彼らがこの一連の事件の諸悪の根源に繋がる存在であることを即座に推測した。


一方、半日前に海賊の島でアインヘリヤルと激戦を繰り広げたばかりのロックとバルバは、そのあまりにも早すぎる動きと襲来に激しく驚愕していた。


「このタイミングで……!? 動きが早すぎる……ッ!」


アインヘリヤルはバルドル以外のすべての者に対し、無差別に武器を構えた。


「我らは楽園の扉を開く、無情の鍵なり!」


放たれる容赦のない凄絶な殺気を感じ取ったシルヴィアは瞬時に確信した。


(このままでは全員殺される)


シルヴィアは即座にロックを抑え込んでいた手を離し、拘束を解いた。


「ラグ……違う、ロック! あなたとは話したいことが山ほどあるけれど……まずはこの状況を打破するのが先よ!」


自分を拘束から解放し、躊躇なく背中を向けて並び立つシルヴィアの瞳。そこに宿る純粋な決意に触れ、ロックは彼女がアインヘリヤルと何ら繋がりのない存在であることを完全に確信した。


「……話すことなどもう何もないが、状況の打破には同意する」


ふたりは背中を合わせた。


そのやり取りを目撃した聖騎士たちは、無言で目配せを交わした。


聖騎士たちは一切の言葉を発することなく、ガレナスとバルバへ向かって静かに背中を預けた。


ガレナスとバルバも、彼らの行動に合わせて聖騎士たちに背中を預け、共同戦線を張る。


ガレナスは、先ほど自らが斬りつけた聖騎士へ声をかけた。


「死ぬなよ。お前とは後で個人的に話がある」


応急処置を施しながら戦線に留まっていた聖騎士は、何かを察したように頷いた。


「……あなたの方こそ」


斬られた聖騎士は気づいていた。先ほどのガレナスの斬撃は手加減されており、本気なら即死していたはずだと。ガレナスたちが自分たちを殺さず、無力化しようとしていたことに。


アインヘリヤルたちの無差別攻撃が吹き荒れる中、なぜかバルドルに対してだけは一切の敵意も向けられなかった。


アインヘリヤルのひとりがバルドルの元へ歩み寄り、何かを低く囁きかける。


距離が離れているため、ロックやシルヴィアにはふたりが何を話しているのか聞き取れない。


「……どけッ! 邪魔をするなッ!」


制止するアインヘリヤルを強引に振り切り、狂乱した様子のバルドルが構えていた重厚なクレイモアを握り直して突進してきた。


(ラグナを拘束し、父の権力を使えば絶対に守れる……!)


焦燥と妄執。


一直線にロック目掛けて突っ込んでくるバルドル。


その時――。


「ロック様――ッ!!」


小さな人影が、横から突如として割り込んだ。


「な――!?」


眼前を塞がれたバルドルは、焦燥と混乱のあまり、手にした重量級のクレイモアを反射的に振り下ろしてしまっていた。


人並み外れたバルドルの剛力が乗った、一撃で命を奪う凄絶な一閃。


ガツンッ!!


「あ……」


鮮血の返り血が、バルドルの全身を赤く染め上げた。


倒れ込んでくる小さな体を、ロックは咄嗟に腕の中に抱きとめた。


腕の中にいたのは――深く胸を切り裂かれ、致命傷を負ったメイドのマリアの姿だった。


「マ……リア……?」


理解が追いつかず、完全に固まるロック。


胸から大量の血を吹き出しながら、マリアは今にも消え入りそうな声で、ロックの体を撫でた。


「ロ……ック様……ご無事で……よかった……」


命の灯火が急速に消えかけていく。ロックは激しく動揺する。


(どうすればいい、どうしたら助かる)


必死に思考を巡らせるが、何の手段も思い浮かばない。


ロックは消えゆくマリアの意識を繋ぎ止めるため、必死に言葉をかけた。


「マリア……! 助けに来てくれたのか!? しっかりしろ、まだ……まだ約束が残っているだろう!?」


「約……束……?」


「『報酬として一緒に食事をする』約束だ! 今回の命を救ってくれた分の報酬だってある! だから……目を開けろ!」


ロックの悲痛な訴えに、マリアは途切れ途切れの息の下で、世界で一番、愛おしいものを見るような微笑みを浮かべた。


「ふふ……ロック様……。あなたが……心の底から……笑顔になれる日が来れば……わたしにとって……それ以上の報酬は……ありませんわ……」


言葉が途絶えた。


ロックの腕の中で、マリアの身体からすうっと力が抜け、静かに息を引き取った。


名も知らぬ少女の命を自らの手で奪ってしまった現実。


「俺が……俺が……斬った……?」


バルドルは全身を血に染めたまま、石像のように固まり、動けなくなった。


ロックもまた、腕の中の冷たくなっていく肉体を抱え、理解の追いつかない頭で立ち尽くしていた。


だが、そんなふたりの絶望などお構いなしに、アインヘリヤルたちが無情に襲いかかる。


「させないわッ!」


シルヴィアが割り込み、刃を弾く。シルヴィア、ガレナス、バルバ、聖騎士たちが入り乱れ、激しい混戦が繰り広げられる。


ロックは冷たくなったマリアを抱えたまま、固まっているバルドルへ向けて、ぽつりと低く呟いた。


「……やはりお前は、そっち側の人間なんだな」


(ち、違う……! 俺はただ……ラグナを守りたくて……この少女を斬ったのは事故で――)


頭の中で必死に叫ぶバルドルだったが、傷ついた罪悪感とパニックで唇からは情けない小さな唸り声しか出ない。


その時。


ドクンッ……! ドクンッ……!


ロックの胸の奥深くで、『死霊術の禁書』が激しい鼓動を開始した。


禁書の意思が、脳髄へと直接語りかけてくる。


『――新たなページを開くには、対価が必要である――』


ロックは感情を削ぎ落とした声で、心の中で問い返した。


(何が必要だ)


『死霊術の禁書』が冷酷に答える。


『――まずは、お前の“左目”だ――』


ロックは寸分の迷いもなく、心の中で叫んだ。


(左目などくれてやる! さっさとページを捲れッ!!)


――ズン、と世界の脈動が止まった。


己の左眼球が内側から熟した果実のように弾け飛び、暗黒の渦へと溶けてゆく。


視界の半分が鮮血の赤と底なしの虚無に染まり、脳髄を焼き穿つ凄絶な激痛が全身の神経を駆け抜けた。


「ぐああぁぁぁぁぁぁぁッ!?」


その狂叫に応えるように、魂の奥底で重々しい禁忌の扉が解き放たれる。


パサリ――と、血と呪詛に塗れた『死霊術の禁書』の新たな頁が静かに捲られた。


吹き荒れる鮮血と激痛の果て、左目の失明と引き換えに、ロックは魂そのものを喰らい尽くす新たな理――『ソウルイーター(魂喰らい)』の力をその身に覚醒させた。

最後までお読みいただきありがとうございます。

少しでも面白いと思っていただけましたら、下部の【ブックマーク追加】や【評価ポイント(★★★★★)】で応援していただけると大変励みになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。