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人質生活91日目
トーラティカのカントリーハウス。
3日ぶりにセーラが牧場からやってきて、乗馬のレッスンをした。
午後からはみんなで秋の大掃除だ。
トープはズモモモ、と巨大化して、2階と3階の窓を拭いてくれた。
レジナルドはいいことを思いつく。
「トープ!お前の肩に乗せてくれ!」
丘から、いや、立ち上がったモグラの肩から見下ろす秋の景色は美しかった。
紅葉した赤と黄色の葉が目を喜ばす。
――――――――――
「今日は魔法学校の卒業式じゃないか?」
「ええ、マシューさんが無事に到着していれば、今頃エロイーズ様とキャサリン様と、卒業を祝われていらっしゃるでしょう」
「そうか。じゃあ、後は帰ってくるだけだな。勉強に付き合ってくれるかハインリヒ?真面目に勉強して、マシューが戻って来た時に驚かせてやりたいんだ!」
「喜んで。ただ、私も算数は得意じゃございませんからね」
ビルが”勉強なら混ぜてくださいよぉ~!”と手を振りながらやって来る。
「なんて頼りのない執事と使用人なんだ…早く帰ってきてくれマシュー!」




