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人質生活43日目

天候は生憎あいにくの雨。

ダイニングルームに大げさな身振り手振りのレジナルドが入ってきた。

「何という事だ!明日は森歩きなのに、前日に雨が降っては歩きにくいだろう!!」


マシューもため息をつきながら窓の外を見る。

「物事は捉えようです。足元が悪いので森へ入るのはおやめください、というお願いもできますし…」

「あの上級使者が助言を受け入れるような殊勝な人間には思えないが」

マシューは気まずそうに咳払いをした。

「上級使者様は、この国で最も心掛けの良い模倣的な人間ですので、私の進言を聞き入れてくださる…ように願うしかありません。可能性はゼロではないと考えましょう」

「アイツが模倣的な人間ならこの国の市民はジャッカロープ以下のモラルしか所有していない事になるぞ?」


レジナルドの言葉にマシューは咳払いをするしかなく、逆に咳払いのし過ぎで喉がイガイガして、それを解消するための咳払いが必要になった。


――――――――――


トーラティカの王城。

フィリップ王子は夜会服を来て、姿見の前で最終確認をしていた。

従者の隣にいた王宮仕えの仕立て職人が、悔しそうに話す。

「やはり、城下の仕立て屋が作る夜会服は、流行りを取り入れたシルエットですね。刺繍も見事で…クッ!」

フィリップは笑ってフォローした。

「そう嘆かないでくれ。今回はお母さまの言いつけで仕方なく外で作ったんだ。まあ正直、確かにいい勉強にはなったが…やはり王族は王宮の仕立て職人を使わないとな」

「王子様…!」


仕立て職人は感動して涙をぬぐった。

それにしても、既製品であるロングコート、ウエストコート、トラウザーは見事な出来で、”万が一不備があれば私が全力で直します!”と裁縫箱を小脇に鼻息を荒くしてついて来た立場がない。

「ど、どこか直すところはございませんかね…?」

「………無いようだ」


仕立て職人は再び落ち込んだ。

従者が疑問を口にする。

「夜会服は外で作らせましたが、装飾品についてはどういたしましょう?」

「そこまでは言われていなかったが…いや待てよ。もっと外の世界と関われというお母さまの思惑を汲むのなら、町の宝石商から自分で買い付けたほうが良いのだろうか?」


今までは、亡くなった大叔父、大叔母たちから受け継いだブローチや、城の貴金属職人に”それなりのものを”と、ざっくりした説明で作らせていたが。

使用人がふむ、という感じで頷いた。

「王子様ももう20歳ですから。装身具にも一応教養があるような”振り”だけはしておきませんと」

「ハァ。何故ああ、他の王族や貴族たちは金銀宝石を愛するんだろうか?話を合わせるのが辛くてしょうがない」


仕方なく従者の提案を採用し、後日、街から宝石商を呼ぶことにした。

「今年の王宮色は紫色だから、紫色の宝石が良いんだろうか?」

「国王様も、その辺りの”センス”を今回、磨かれることを期待されているのでは?」


フィリップは内心深くため息をついた。

着飾ることが好きでもないし得意でもないので、さっさと行事が終わってくれることを願っている。


――――――――――


食後、レジナルドはアリディンバリスに向けて手紙を書いていた。

季節の挨拶から始まり、”のがあり”の公演の感想、仲が良かった演者の元気そうな姿を見られて嬉しかったこと。

そして忘れずに、自分を招待してくれたらしいトーラティカの先王に対する礼と、家族の健康を気遣う締めの文を付け加える。

「ま、こんなもんかな!」

「いいでしょう、慣れてきましたね」

「マシューの手直しあっての手紙だ。感謝する。ところで、雨の日でも軽く体を動かさないとなぁ…?」


レジナルドが何の許可を求めているのかをすぐに理解する。

「ハァ…執事室で仕事をしていると思いますよ」

「わかった!ありがとう!!」

レジナルドは部屋を飛び出していった。

最近はバタフライナイフのトリックとナイフ投げに夢中だ。

「まあ、勉強だけでは息が詰まってしまいますからね。…いや、息抜きがバタフライナイフというのはかなり極端な気もしますが…?」


――――――――――


大きなヒザのふもとにある町、そこにある装身具店。

店主が雇った職人と共に、指輪づくりに励んでいた。

「えーっと、このスイッチを押して…?」


店主の中年の女性は、砂糖を加熱して糸状の結晶に加工する、違法改造ミルクセパレーターの説明書を読んでいた。

「店長、私がやってみますよ」

「ありがとう」

幸い、高レベルな土魔法が使える職人を雇えたので、レジナルドに頼らず水晶の中にコットンキャンディ花を模した砂糖を閉じ込めることは可能になった。

しかし。

ブーーーーーーン

「ワーーーっ!!!」


空中に砂糖の糸が舞う。

ブーーーーーーン

「早く!木の棒にくっつけて巻かないと!」


ブーーーーーーン

「コテコテの塊になっちゃいました」

「なんで???」


追加のピンクフェアリーザラメ糖を投入する。

ブーーーーーーン

「え?めっちゃ出てくる!追いつかない!!」

「ピンクフェアリーザラメ糖を入れ過ぎたんですよ!」


水晶に閉じ込める前段階の綿菓子作りが上手くいかず、手こずっていた。

部屋中に砂糖が噴霧されたものが飛び散り、店内がベタベタになる。


――――――――――


レジナルドがライブラリで読書をしていると、使用人のビルが入ってきた。

「失礼します。何を読んでいたんですか?」

「リスを食べる木だ。どんぐりに似た実でリスをおびき寄せ、木に空いた穴にリスを落とし、消化液で溶かして食べてしまう木があるらしい」

「へえ、たまに木を切ると逃げるヤツがあるらしいですけど、植物型のモンスターって恐ろしいですね」

「その木はな、食べたリスの数、自身の幹にマークをつけておくらしい。4体目までは縦線で、5体目で横にビーッと4本の縦線を横切るように傷つけるんだ」

「タリーマークスって絶対見栄張って書くことが多いですから、森の中でリスを食べる木を見つけても信じちゃダメですよ」

「っていうかどんぐりに似た実って何だろう?それならもういっそどんぐりを実らせればいいのにな…ん?」


レジナルドはビルの抱えた荷物を見た。

「なんだそれ?」

「えっ?ああ忘れてました。使用人から、木製ミニ馬車の模倣品が出来上がったので確認していただくようにと」

「おお!早かったな!どれどれ…」


ライブラリの机だという事をあまり気にせず、傷をつけながら組み立てると、立派なミニ馬車が出来上がった。

おお~!と2人は感嘆の声を上げる。

メモが入っていて、馬車大手3社の馬車のシルエットを上手く取り入れ、平均化させたパーツにし、特定の馬車メーカーから訴えられる可能性を排除した、という事だった。

「気の利くヤツだ。そういえば、あの使用人の名前は何だったけか?」

「サイモンですよ」

「いいぞ。あいつはモグラの天蓋ベッドも器用に作ったし、ミニ馬車もこの通りだ。何より気に入ったのは…この設計図だな。見てみろ!」

「へえ、文章による説明が少なく、パーツをひとつづつ足していってる絵が続いていて、工作初心者でも解りやすいですね」

「本当は俺自身が交渉したいところだが、人質の身だ、大人しくしておこう。代わりにサイモンを雑貨店へ向かわせよう。これを売り込み、ミニ馬車キットとして販売させるんだ。おっと、塗装セットも一緒に提案するようにと伝えてくれ」


ビルは部屋から出て行った。

レジナルドは紙とペンを取る。

「そういえば、部屋を湿らせていた”溺死王のデスマスク”の模倣品を作ろうと思ってたんだよな。ええっと…どうすれば良いだろうか…水の魔法石と、風の魔法石を組み合わせて…」


雨音だけが聞こえていた静かな部屋に、ペンの走る音が加わる。


――――――――――


アリディンバリスの王城。

「これを見てください!レジナルド様のお部屋にあった”主人を守ることのなかった甲冑”です!」


エイデンは、第一王子ブレンダンの言いつけの通り、エントランスの壁際にこの呪われたアイテムを設置…設置したかったのだが。

甲冑掛けにこの甲冑をかけると重さで全て壊れてしまうので、最初から地面に置いた形でのお目見えとなった。

「第一王子様より命じられ、ここに一定期間飾っておきます。使用人のみなさん、ホコリを被っている事が無いように定期的にはたきをかけて下さい。よろしくお願いします」


エイデンが去ると、使用人と兵士数人が興味深そうに近づいた。

「呪われたアイテムだなんて!実家でも地下室に呪いの絵画が封じられていたけど、こんな風に飾ってもいいモノなの?」

「レジナルド様の部屋の中でガチャガチャ音を立ててるよりは、こうやって衆人環視の中にあるほうが良いって判断だろ」

「みんなが弟のレジナルド様を忘れぬようにと考えて、一番目立つ場所に置いておく事にしたんじゃない?ブレンダン第一王子様は本当に家族思いのお方だ!」

「光魔法が使えるヤツはいないのか?」


光魔法は文字通り光球を作り出すことが出来るが、それは光魔法の素質があるなら誰でもできる下級の魔法だ。

中級の使用者の手にかかれば、光の清らかさによってモンスターを怯ませたり、上級になれば悪霊を払ったりできる。

「簡単に浄化できないから呪われたアイテムなんでしょ?」

「試してみる価値はあるかも。呪いを払う事に成功したら、ブレンダン様や国王様から、金一封ぐらいは貰えたりして…!」


光魔法の素質のある者が、その日以降チャレンジを繰り返した。


――――――――――


「フィリップ様!お久しぶりです」

「ああ、アビゲイル。本当に久しぶりだな」

「今日は両親が国王様に謁見を賜っているんです」


貴族の若い女子、アビゲイルは、トーラティカの王城で偶然通りかかったフィリップに挨拶した。

「月末の夜会には来てくれるんだろうな?」

「ええ、もちろんです。つい最近までモルリヴァールへ旅行へ行っておりましたから。たっぷりとお土産話があるのですが、パーティでは謁見のご対応でお忙しいでしょう?王子様とお話できないのが残念です」


フィリップはアビゲイルの手を取り、時間があるなら中庭を歩こうと提案した。

互いの従者が2人から距離を取る。

「そう言われたら聞きたくなるじゃないか。モルリヴァールか、行ってみたいな。しかし私がこの国の王子である限り、理由なく国から離れる事は出来ないだろう」

「そんな古臭い習慣、フィリップ様の代で終わらせてしまえばよろしいのに。それとも、優秀過ぎる王子が隣国へ旅をすれば、その国の民の嫉妬の的になってしまうでしょうか?」


2人は笑い合う。

「そういえば、人質として来られたレジナルド様に関して、面白い話があるんです」

フィリップは表情を変える。

「何だと?ぜひ聞かせてくれ」


ニールは考えた。

まさか盗品のオークション会場に面白半分で入ったとはいえず、適当にごまかして伝える。

「モルリヴァールに来た記念に何か買おうと思って。両親と一緒に美術商を呼んだのです。そしたら、その美術商がアリディンバリス第二王子、レジナルド様の所有されていたオブジェを販売されていて…」

「…どういう事だ?」

「つまり、彼が人質として国から出されたので、彼の所有している美術コレクションも流出したのかと」

「!!!!」


フィリップは震えた。

「王族の品を?誰が?」

「ご家族がそうされたと想像したくはありません。まあ、かなり嫌われていたようなので………今までの仕返しとばかりに、ごきょうだいが憂さを晴らしている可能性もありますが。やはり使用人や従者の仕業ではないかと」

「窃盗か!!!!」

「ウフフ、何と人望のない第二王子でしょう。これでは人質としての価値はまるで無いようなものです。レジナルド様が100人束になっても、我がトーラティカの先王様とはつりあいません。ご存じの通り、私の両親は先の国王様の擁護派で…」

「か、買ったのか?」

「え?」

「レジナルド様の所有物を!」

「まさか!?!?!?」


アビゲイルは動揺した。

フィリップが異様な食いつきを見せたからだ。

「わ、私たち家族には貴族らしい品性がありますから、盗品などを買う訳が」

「ハハハ、そ、そうだよな…」


そんなやり取りをしているうちに、アビゲイルの両親が王の広間から出てきた。

「お父さま!お母さま!過誤納金の返還はどうでしたか?」

「こ、こらアビゲイル!!!!フィリップ王子、娘の失言をお許しください!」

フィリップは笑って許した。

「いつも納税ご苦労。では、夜会で会おう」


親子3人を見送る。

手を振る最中も、頭の中はレジナルドの持ち物が盗まれ、売り捌かれているという衝撃の事実でいっぱいだった。


――――――――――


モルリヴァールの闇オークションの支配人の元に、一通の手紙を括り付けた翼竜型のモンスターが舞い降りた。

名前はノットサスピシャスバード。

見た目はかなり怪しい。

「………”古物買取店に店主はおらず、店じまい”!?何故だ!?」


これからもジャンジャン盗品を流してくれるだろう、と当てにしていた店が急に閉店したのだから驚きしかない。

手紙には、”現地で空っぽになった店を確認した”と書かれており、情報の信ぴょう性も確かだ。

「ぐっ…これから数年をかけて稼いでいこうという予定が…」

捕らぬ狸の皮算用、しかし思いがけぬ収穫があったようだ。

「”オブジェや骨董品、ジュエリーは見つからなかったが、第二王子が所有していたと周知の絵画5点を買い付けられた”…よし!いいぞ!!」


支配人は急いで手紙の返信を書き、モンスターの足に括りつけた。

あとはこのモンスターが道中、誰かに倒されないか願うだけだ。

”私の肉は不味い”とタトゥーで彫られてはいるが、地上からファイアボールを撃ったり、弓矢を放つ人間がそれを読めるだけの視力があるとは到底思えない。


――――――――――


「ま、こんなところか」


アリディンバリスの郊外。

その無人になった盗品買取屋…もとい古物屋には、犯罪集団が住み着いていた。

ロジャーは、ボスの”治安が悪い場所だし、ひとりじゃ不安だから友人たちと一緒にこの店を守るよ!”というたわごとを信じ、彼らにこの店を託したのだ。

ちなみに本人は城下町にある劇場で、今日も元気に稽古をしている。

「ところでボス、新しい仕事が」

「何だ?」

「バン・ストリートの貴金属店に、新しい警備が入ったみたいで」

「使える魔法は?」

「水と光、でも腕っぷしの方もなかなか…噂ですが」

「こっちは数で勝負できる。どんな魔法使いもタックルして頭を打ち付けてやれば大人しくなるんだ」


悪だくみに余念がない。

天井では死んだ仲間たちの死体が金貨に埋もれているのだが、誰もそれに気付けなかった。

その一方で、庭に適当に埋められたデッドリエスト・ヘッジホッグの死体からジワジワと毒液が漏れ出し、地面の下へ下へと流れ続けていた。

「喉が渇いたな、水魔法使えるヤツはいないか?」

「くだらない事で魔力を消費するんじゃねぇ、キッチンの隅に井戸があったぞ」


荒くれ物のひとりがキッチンへ行くと、石で出来た井戸があった。

ロープのついたバケツを投げ入れ、まだ汚染されていない新鮮な水をすくい、ゴクゴクと飲み干す。


――――――――――


「日頃の行いが悪すぎたんだろうか…?」

陽が沈みきる時間になって、ようやく晴れた空を見ながらレジナルドが呟く。

「レジナルド様、お席にお座りください」


シェフがテーブルに夕食を並べていく。

「今日は奮発しまして、茹でアンダーヒル蟹をお出しさせていただきます」

「豪華な食事って死ぬ前日に出るものだよな?フラグか?」

流石にマシューが咎める。

「レジナルド様!シェフに失礼ですよ!!謝罪してください」

「俺は明日、森の中で落馬してトゲだらけの茂みに落ちて、たまたまその中に巣を作っていたファイアリザードに食い殺されて死ぬんだ!」

「もっと水気の少ない岩場にしかファイアリザードは居ませんよ」


シェフも同意する。

「雨上がりの森なら、水グマの方が良く出ますよ。殺されるならそっちでしょうね」

「ヴァーーーーーーッッッ!!!」

「シェフ…」

「も、申し訳ございません…って、マシューさんもどの口で私に厳しく当たれるんですか?あなたが言いだしたことですよね?とにかく、温かいうちにアンダーヒル蟹をお召し上がりください!」


5秒後。

「モグモグ…」

「食欲はあるんですね」

「しょんじょそこらのデブとは気迫が違うんだ。死の危険を感じていても旨い食事なら絶対に食べる」

「流石です。しかし、不安な気持ちも理解できますよ。かなり長く雨が降り続きましたから、これは森の小川も増水しているに違いありません」

「浅い川ならまだしも、馬で流れのある川を渡るのはかなりの習熟度を要すると聞いたが」

「訓練で渡れるようになります。乗り手も含めて、ですよ。野生の馬が深い川を渡って移動している風景を見たことがあります」

「発酵焙煎チョコレート号は元軍馬だ。その辺りの調教はどうなんだろう?馬係に聞いたが、カントリーハウスに来てからしか世話をしていないから、何とも言えないとの返答だったが」


マシューは真面目な顔をしてカトラリーを置いた。

「兵站こそ戦争、モンスターや馬などの荷物を引いて移動できる生き物は、何としても水を越える必要性が出てきます。ですから当然、訓練はされている…と思いますよ」

「…ふむ、森歩きから話は逸れるが、兵站といえば大きな水にブチ当たった場合どう対処するんだ?」

「小川なら乗ったままで渡ることが殆どですが、流れが早かったり幅の広い川であれば、もうその場で木を切り倒して橋をかけてしまう事もあったようで。船で運んだりも選択肢に入るでしょうね」

「ああ…吟遊詩人のなり手の尽きない訳だ。思い出したぞ、その手の武勇伝は何度も聞いたことがある。馬の首しか出ない深い川を、騎乗した状態で泳ぎ切った将軍の話だ。海を泳がせて離れ小島の砦に攻め入った小隊の伝説などは何度も聞いたな」

「逆に言えば、普通は馬単体で泳がせるんですね。騎乗している側は降りて、一緒に泳ぐのが普通でしょうか。もちろん海や川の傍で育てば、荷物や乗り手をそのままに泳げる素晴らしい馬もいるかもですね…考えてみれば、私は必要最低限の移動のための乗馬しかやってこなかったので。レジナルド様にアドバイスできることは何もございません」


レジナルドはデザートまで食べきった。

「まだ俺の乗馬ブーツには拍車が付いていない!鞭すら握らせてもらえていないんだぞ!」

「発酵焙煎チョコレート号とは会話してみました?ハイレベルな土魔法が使えるのですから、なんとか合図だけでも」

「ちょっとだけな…話したんだ…そしたら”お前は重い”って言われてマジでムカついてそれ以降、何も話していない」


マシューは笑った。

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