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うゆ

「グレート・ホワイトを召喚!」

100キロを超える体重にスキンヘッドという原田。

ひたいには汗が滲んでいる。

原田は自分の頭の中で勝利への勝ち筋をシミュレートしていた。

勝った後の事を想像してフッフッフッと不気味に笑う原田。

どうやら、原田は勝ったつもりでいるな、と。

地獄へ落としてやる・・・!

井出は伏せカードを発動した。

「トラップカード発動。自業自得!!」

「なにぃ!?トラップ?!」

「このカードは相手の場のモンスター1体につき相手に500のダメージを与えるカードだ」

「そ・・・それじゃあ・・・・今2体いるから・・・」

「そう、1000ポイントのダメージだ」

原田 LP 900 → 0

これで原田もリタイヤだ。

残り13名。

そして井出も参加証5枚のセーフティーゾーンに。

基本負ければ終わりなので、参加証は全賭け。

よって井出の参加証枚数は8枚。

だが、3枚は余分になったので破り捨てた。

これで井出は無理に戦う必要はない。

安全圏に達した彼は放課後終了する閉門まで待てばいいだけのこと。

そして明日国枝に参加証5枚を提示して本選行き決定だ。

元々このルールを提唱したのも自業自得というバクダンがあってこそ。

いちど自業自得を使うと警戒される。

だからこの策は井出にとって一度っきり。

しかし、井出にとって一度さえ決まればそれでいい。

それで5枚揃うから。

自業自得への警戒でまたみんなが戦い合うのを躊躇し始めたので企画した男がこういった。

「わざわざ井出が定めたルールのままで奪い合う事はない。それぞれの方法で奪ってくれ」

残りの13名のうちの11人は頭を抱えこんだ。

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