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ソウルダッシュ  作者: 転醒 廻実
スタートダッシュ ハ 掃き溜めに鶴
19/80

第19話 幸せ

 魔法文明確立世界マギアを殺し、その魂を奪い取った俺は、悪魔のゲートで元の世界へと帰還した。


 召喚されてからこの瞬間まで、俺と優は一瞬たりとも離れなかった。


 この温もりには、長らく忘れていた家族を感じずにはいられなかった。

 嗚呼……家族って、良いもんだな。


「……何時までくっ付いてるんです?」

「良いじゃん。あったけーし」

「ふふっ、甘えちゃって。本当に弟みたい」

「そりゃ弟だからな。兄ちゃんはもう頭撫でてくれないだろうが」


「「えっ」」


 ん?

 俺何か驚くような事言ったか?


「お兄さんいたんです!?」

「そ、そうだったんだ……そうだったんだ……」


 そりゃ、言ってなかったからな。


「見えなぁ~い」

「天涯孤独とばっかり……」


 ひどぅい。


「……でも、ほら。今は、私達がいるよ」

「むぎゅっ……」

「言ったよね。家族みたいなもの、って」

「……」

「甘えたくなったら、今みたいに甘えて良いから。ね?」

「……んっ……」


 はぁぁ……暖かい。


「……」




 この時俺は、此方を見詰める悪魔の視線に交る思惑に気付く事が出来なかった。

 まだまだ災難は続くと言うわけだな。






―――――――データ―――――――


氏名:神条 神鵺 性別:男 年齢:18歳

職業:専門学生

クラス:狩猟者プレデター/銃闘士ガンスリンガー

契約者:悪魔ネームレスデヴィル

クリスタル:黒金剛石ブラックダイアモンド

レベル:26

【ステータス】

筋力:A 敏捷:A+ 生命力:B

感覚:C+2 器用:C+3 知力:B+3

精神:C+2 幸運:B 容姿:C+

【能力】

《思考世界:EX》

《放射:A+2》

《情報操作:A+》

神鵺だって人の子なんです。

優しい所もちゃんとあります。

(その他が色々アレだけど)


=== 次回予告 ===

どうもです、優だよ。

まさか神鵺君とエッチまでしちゃうなんて思って無かったけど、これまでに無く凄い体験だった……。

やっぱり、根は良い子なんだよね、神鵺君って。


でも、今度は悪魔さんが不穏な空気を纏い始めたね。


え、環奈ちゃんと神鵺君がバトル!?

しかも異世界に飛ばされて、互いに殺し合うって!?

ちょっと待って、何かとんでもない兵器まで次々出て来たんだけど!?

何この黒いロボ!? めっちゃ怖い!?


ひ、一つの真実に至る時、世界は交わり進化する! 進化って何!?


次回ソウルダッシュ! 〔ニ 煮え湯を飲まされる〕!


「んじゃちょっくら世界ブッ壊してくわ!!」


コラァー!!?!?


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