表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 柚原 澄香


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
614/615

明るい未来への光

ふと、

高田さんの隣で空を見上げながら、

葵は以前投稿していた“虹の写真”を思い出した。


あのときは、

ただ綺麗だと思って撮っただけだったのに、

意図せず結婚指輪が写り込んでしまった。


その小さな輪が、

自分を縛る鎖のように見えて、

写真を見返すたびに胸が重くなった。



でも今、

目の前にある虹は違う。


冬を越えた北海道の空に、

大きな弧を描いてゆっくり色づいていく。


高田さんの横顔も、

その隣に立つ自分の気持ちも、

どこか未来のほうへ向いている。


この虹は、

鎖じゃない。


二人の前に、

静かに道を照らす光のようだった。


風が少し冷たいのに、

胸の奥だけがじんわり温かい。


“今”を見ているのに、

“これから”の景色がそっと滲んでくる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ