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再会を迎える朝
朝の光がカーテン越しに差し込んで、
大和はいつもより少し早く目を覚ました。
(……今日、来るんだよな)
その一言が胸の奥に静かに落ちる。
ゆっくりと身支度をして、
コーヒーを淹れながらスマホを手に取る。
昨日の夜、
“もう気持ちを隠す必要もない”と気づいた自分を思い出す。
(……送ったほうがいいよな)
でも、文面は慎重に。
何度か書いては消して、
ようやく指が止まった。
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おはよう。
こっちは晴れてて、いつもよりは暖かい気がするよ。
とはいっても、まだコートはいるけどね。
今日、店があるから迎えには行けないんだけど、
無事に着いたら一言くれたら安心する。
じゃあ、またあとで。
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読み返す。
普段より、ほんの少しだけ柔らかい。
でも、それでいい。
(……これくらいなら、重くないよな)
送信ボタンを押した瞬間、
胸の奥がふっと軽くなる。
スマホを伏せて、
深く息を吸う。
(よし……今日も頑張ろう)
その言葉は、
店のためだけじゃない。
葵が来る今日を、
ちゃんと迎えたいという気持ちが背中を押していた。
大和はコーヒーを飲み干し、
静かに立ち上がった。




