表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 柚原 澄香


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
558/615

いよいよオープン

オープン前日から、

広告代理店は「いよいよオープン」の告知を連投していた。


昼のテラス。

夜の星空。

二色パンケーキの断面。

クリームソーダの泡。

バーのカウンターに落ちる光。


どれも、

大和が何度も何度もこだわって作った世界だった。


秋の小樽は、

昼は海風が心地よく、

夜は少し冷たくて、

その温度差が灯-OTARU-にぴったりだった。


(……いよいよか)


店内を見渡す。

テラスの椅子の角度、

カウンターの木目、

照明の高さ、

星空の投影位置。


全部、自分の手で決めた。


(……及川さんにも、見てほしいな)


自分が作ったこの世界を、

一番に見てほしい人は──

やっぱり葵だった。


(……言うべきか、言わないべきか)


悩んだまま、

スマホをポケットにしまった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ