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次は何を伝えようか
グラスホッパーを作りながら、
大和はふと考えた。
(次は……何を伝えようか)
再会のオリンピック。
幸せのグラスホッパー。
じゃあ次は、
どんな気持ちを返せばいい?
どんな一杯なら、
彼女に届くだろう。
そんなことを考えている自分に気づいて、
少しだけ笑ってしまう。
(……俺も、どうかしてるな)
でも悪くない。
むしろ、悪くないどころか──
胸の奥が少しだけ温かい。
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葵もまた、
スマホで「カクテル言葉」を検索していた。
次は何を頼もうか。
どんな気持ちを伝えようか。
二人はまだちゃんと言葉を交わしていない。
でも、
同じ夜に、同じことを考えていた。




