表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 柚原 澄香


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

482/497

大和のいるお店へ

オープン当日の昼休み。

会社のビルを出た瞬間、

すでに遠くから人だかりが見えた。


「やば、ほんとに並んでる!」

「初日だしね〜」

「でも行くだけ行こうよ!」


女子たちが楽しそうに声を弾ませる。

葵も笑ってついていく。

胸の奥は、ずっと落ち着かなかった。


灯 -tokyo- の前には、

すでに20人ほどの列ができていた。


「これは無理じゃない?」

「でもせっかくだし並ぼ!」

「入れたら奇跡だよね!」


そんな会話を聞きながら、

葵は静かに列に加わった。


(……入れなくてもいい。

 でも、近くまで来れたから)


そう思っていた。


けれど、

店員さんが列を見ながら声をかけてきた。


「テーブル別々でもよければ、

 この回転でご案内できますよ〜!」


「え、入れるの?」

「別々でもいいよね?」

「行こう行こう!」


女子たちが一斉に盛り上がる。

葵も頷いた。


「……じゃあ、入ろっか」


胸がきゅっと締まる。


(……本当に、入るんだ)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ