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20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 柚原 澄香


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灯 -tokyo-

昼休み、

会社の近くの大通りを歩いていたときだった。


大型ビジョンに、

ふと見覚えのある“影”が映った。


(……え?)


足が止まる。


画面には、

二色のスイーツ。

夜のカウンター。

そして──


大和の横顔。


一瞬だけ。

でも、間違えようがない。


(……店長?)


胸が跳ねた。


そのまま会社に戻ると、

女子たちがざわざわしていた。


「ねぇ見た?

 駅前のビジョンのやつ!」


(あかり)の新業態だって!

 去年忘年会で行ったあの店!」


「しかも期間限定で、会社の近くに出すんだって!」


「スイーツめっちゃ可愛いよ!

 夜はバーになるらしい!」


「大和さん、ちょっと映ってたよね?

 あの人、かっこよくない?」


葵は笑って聞いているふりをした。

でも、心臓はずっと落ち着かなかった。


(……本当に、始まるんだ)


スマホを開くと、

通知が光っていた。


「yamatoが新しい投稿をしました」


震える指で開く。


そこには、

さっき街で見た映像と同じ、

大和の“新しい挑戦”があった。


(……行ってみたい)


その気持ちが、

静かに、でも確かに芽を出した。

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