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20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 柚原 澄香


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初日の出への想い

元日の朝、

まだ暗いうちに家を出た。


空気は刺すように冷たいのに、

頬に当たる風が気持ちよかった。


近所の坂を登ると、

同じように日の出を待つ人たちが数人いた。


みんな黙って空を見ている。

その静けさが心地よかった。


やがて、

東の空がゆっくりと明るくなり始める。


太陽が顔を出す瞬間、

胸の奥がふっと軽くなった。


「今年は、もう少しだけ前に進める気がする」


そんな言葉が自然に浮かんだ。


帰り道、

ポケットの中のスマホは静かだった。


でも、

その静けさが今日は気にならなかった。


家に帰ると、

小さなうさぎの重箱が静かに待っていた。


ひとりの元日。

でも、

悪くない。


むしろ、

こんな穏やかな朝は久しぶりだった。

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