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20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 柚原 澄香


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侵入される空気

通知は止まらなかった。


「いいね!」

「羨ましい!」

「大和さんの日だったんですね!」

「写真いいですね!」

「二色のだし巻き食べたい!」


俊介はSNS文化に慣れていない。

だから、この“情報の洪水”が胸に刺さる。

自分の意思とは関係なく、

知らない人たちの熱量が、勝手にスマホへ流れ込んでくる。


(……なんで俺のスマホにまで、大和が出てくるんだ)


タグ付けされた写真が拡散されていく。

自分の顔が、知らない誰かの画面に映っている。

その事実が、妙に怖い。


山下は「すげぇ、もう20件コメントついてる!」と笑っている。

俊介は笑えなかった。


自分の生活に、

自分の世界に、

“接点ゼロの男”が入り込んでくる感覚。


それは、静かな部屋に突然知らない人が上がり込んでくるような、

そんな侵入感だった。

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