表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 柚原 澄香


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

364/491

揺れる葵

仕事から帰り、ひとりの部屋に入ると、

葵は無意識にスマホを開いていた。

画面には、大和のリール。

冬の北海道の空気が、画面越しにふわりと流れ込んでくる。


コメント欄には

「東京の(あかり)にも来てほしい!」

「冬のコラボ楽しみ!」

そんな声が並んでいた。


そして、大和の返信。

「もちろん冬コラボで行きます」


その一文を見た瞬間、

胸の奥が、静かに動いた。

罪悪感ではない。

ただ、気になってしまう。

理由なんて分からない。


社員旅行で北海道の灯りに触れてから、何度も季節は巡った。

忘れたと思っていたのに、

心のどこかにまだ残っていたものが、

ふと顔を出す。


葵はスマホを伏せた。

でも、胸のざわつきは消えなかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ