表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 柚原 澄香


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

352/489

夜のハグが消えていく

数日後。

帰宅が遅くなるのが当たり前になり、葵は先に寝ていることが増えた。

俺はそっと布団に入り、葵の背中に触れないように距離を取る。


触れたい。

抱きしめたい。

好きだから。


でも触れたら、また冷たさに気づいてしまう。

だから触れない。

触れられない。


気づけば、夜のハグは自然に消えていた。

葵は気づかない。

俺だけが、その消失の痛みに気づいている。


「好きなのに……なんで、こんなことになってるんだろう」


静かな夜の中で、俺の“好き”だけが、まだそこに残っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ