表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 柚原 澄香


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

343/489

リールの断片

料理を待っていると、スタッフの声が耳に入った。


「大和さんのリール見ました?

 あの最後の笑顔、かわいくない?」


「わかる!あれ反則だよね」


俊介の箸が止まる。


……リール?


胸がざわつく。

一瞬だけ浮かぶ。


葵も……見てるのか?


すぐに否定する。


「いや、そんなわけない」


でも、胸の奥で別の声が囁く。


……最近、葵、スマホよく見てるよな。


浮かんだ影が、また胸に落ちる。


確認すればいい。

インスタを開けばいい。

大和の名前を検索すればいい。


でも——


そんなことしたら、終わる。


俊介はスマホを取り出さない。

見ないことで、まだ壊れていないことにしている。


帰り道、ふと思う。


葵のこと、俺はどれだけ知ってるんだろう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ