表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20年間忘れられなかった人と、もう一度恋をする  作者: 柚原 澄香


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

326/489

噛み合わない会話

リビングの空気が、少し冷たく感じた。

俊介はテレビをつけたまま、画面を見ていない。

私はスマホを握りしめたまま、何も開けない。


「最近……葵が遠い気がする」

俊介の声は小さかった。


「そんなことないよ」

そう言った瞬間、自分の声が震えているのが分かった。


俊介は私を見つめる。

その目に、不安と焦りが混ざっていた。

「俺、どうしたらいいんだろうな……」

その言葉が、胸に刺さる。


“違うの。俊介のせいじゃない”

そう言いたいのに、言葉にならない。


会話が噛み合わない。

気持ちも、視線も、温度も。

同じ部屋にいるのに、距離だけが広がっていく。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ