第2話 武闘訓練です。
〝メニュー〟
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◆メニュー
◇名前:ジークハイル・ベネット
◇種族:ハイミクスシード
◇年齢:3歳
◇LV:28〈128〉
◇HP:100 MP:100
◇CON:健康
◆スキル(成長&新規)
◇武術系
……【実戦Ⅱ<NEW>】【鍛錬Ⅱ<NEW>】【狙撃Ⅶ】【覇気Ⅷ】【重連撃Ⅸ】【聖魔剣Ⅷ】【先読みⅦ】【剣聖術Ⅸ】【杖聖術Ⅳ】【拳聖術Ⅹ】【弓聖術Ⅷ】【双聖術Ⅹ】【暗殺術Ⅷ】【遁走術Ⅶ】【短剣聖術Ⅶ】【蹴脚聖術Ⅵ】【徒手空拳Ⅸ】【怪力無双Ⅹ】【自動反撃Ⅷ】【瞬間回避Ⅷ】【敵意誘導Ⅷ】
◇魔法系
……【変質魔法Ⅸ】【神霊魔法Ⅹ】【便利魔法Ⅹ】【融合魔法Ⅸ】【魔力調節Ⅹ】【術式支配Ⅸ】
◇技能系
……【解体Ⅰ<NEW>】【木工Ⅴ】【建築Ⅴ】【運転Ⅵ】【農業Ⅵ】【教導Ⅹ】【愛撫Ⅵ】【達筆Ⅵ】【模倣Ⅸ】【速読Ⅹ】【芸能Ⅷ】【鍵開けⅧ】【登攀術Ⅷ】【交渉術Ⅶ】【清掃術Ⅱ】【調理術Ⅲ】【育成術Ⅰ】【使役術Ⅹ】【罠支配Ⅸ】【演劇者Ⅹ】【巧会話Ⅹ】【支援歌唱Ⅷ】【支援舞踏Ⅴ】【道具作成Ⅸ】【道具整備Ⅷ】【地形把握Ⅹ】【瞬間着脱Ⅹ】【上級細工Ⅱ】【上級付与術Ⅰ】
◇身体系
……【跳躍Ⅶ】【軟体Ⅷ】【超再生Ⅹ】【天壁歩行Ⅹ】【栄養補給Ⅹ】【総合武術Ⅵ】【身体操作Ⅸ】【HP吸収Ⅶ】【MP吸収Ⅷ】【HP譲与Ⅸ】【MP譲与Ⅸ】【HP超増加Ⅸ】【HP超回復Ⅹ】【SP超増加Ⅸ】【SP超回復Ⅹ】
◇耐性系
……【打撃無効Ⅹ】【衝撃無効Ⅷ】【疾風無効Ⅹ】【雷霆無効Ⅹ】【冥闇無効Ⅹ】【麻痺無効Ⅹ】【恐慌無効Ⅷ】【精神無効Ⅸ】【気絶無効Ⅹ】【疲労無効Ⅹ】【苦痛無効Ⅸ】【瘴気無効Ⅹ】【痛覚無効Ⅸ】【環境適応Ⅷ】【堅牢堅固Ⅹ】【護法聖域Ⅹ】【状態免疫Ⅸ】
◇その他
……【魅惑Ⅹ】【第六感Ⅹ】【神霊視Ⅷ】【聖魔眼Ⅸ】【占星術Ⅱ】【医療術Ⅹ】【修羅化Ⅵ】【無心化Ⅹ】【情報収集Ⅷ】【表情操作Ⅹ】【絶対音感Ⅸ】【感情強化Ⅵ】【感情把握Ⅱ】【真実看破Ⅶ】【言語理解Ⅹ】【敵意感知Ⅹ】【思念通信Ⅹ】
◆称号
……〈野戦神〉〈双戦神〉
◆使い魔
大精霊(光)LV241/マリナ
大精霊(闇)LV245/セレネ
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・新規
跳躍、解体、実戦、鍛錬
・進化
掃除→清掃術、料理→調理術、細工→上級細工、付与術→上級付与術、占術→占星術、読心術→感情把握
・称号
双戦聖→双戦神、野戦聖→野戦神
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うーん、いつも通り化け物☆
・・・だが、まぁ見てわかる通り、スキルは何個か進化したり上昇したが、それ以外はこれといって特に言うことは無いかな。
……あ、いや。ちょっと待て。やっぱりひとつあったわ。今の俺のLVについて、少し話しておきたい。
まず初めに言っておきたいのだが、俺がLV28になる為に、進化前のLV0~100と同じくらいの量の経験値を必要とした。……いや、割とガチめに冗談抜きで。
でもそうなると、どうやって2年と少しかかった経験値稼ぎが、たった半年と2ヶ月くらいで済んだのか。気になることだろう。
……まぁと言っても簡単な話だ。今まで以上にマリナ達に無理をしてもらった……とかいう訳ではなく、『支援補助』の能力だ。
・・・実は俺が進化した後、いつも通りマリナ達から経験値を配分してもらってたんだが、LV5かそんくらいをすぎた時辺りに、とうとうLVの上がりが衰えてきてな。
そんで、さすがにもうそろそろ自分から狩りに出かけるしかないのか・・・とか思ってたら『支援補助』の能力で、経験値の配分指定ができることに気がついたんだ。
んでこれは使えるぞって思って、早速マリナ達に話してみたところ、なんと即答で俺に全部回していいって言ってくれたのだ。
・・・正直、配分の量を増やしてもらおうとかは考えていたが、さすがに全部を回していいと言われるとは思ってなかった。一瞬、聞き間違いかと思って耳を疑ったね。
んで、本当にいいのか? って思って改めて本心を聞いてみたところ、なんと俺のLVが上がると俺から漏れ出す魔力の質が美味しくなるから、それを狙っているという。
・・・まぁ、つまりその……アレだ。経験値の配分を渡してあげるから、もっと魔力を美味しくしてくれってことだったんだ。
……実はそれを聞いた直後は『なんか養育者と家畜みたいだな』って思ってたんだが、これまたすぐに『なら別に遠慮しないでいいか』って吹っ切れたんだよね。
・・・え? 俺はそれでいいのかって? うん。いいよ? だって俺に不利益ないし。それに家畜ってのもただの捉え方の問題じゃん?
……まぁつまるところ、マリナ達は美味しい魔力を好きな時に吸収できてハッピー。俺はLVが爆速で上がってハッピー。と、両者共にWIN-WINな関係になったわけだ。
・・・あ、でもそうか。経験値の配分を設定できるんなら、最大の4人パーティにすれば、実質経験値が4倍入るじゃん。
……これは早いところ仲間を増やした方が得そうだな。何かいい方法は無いものか……今度適当になにか探してみるか。
◇◆◇◆◇
~翌日~
ってわけで、日が変わって翌日だ。昨日と同じく俺と父さん、母さんは中庭にいる。今日も快晴で、絶好の訓練日和だ。
ちなみに、オズ兄とキャロ姉は学校のため訓練はお休みだ。・・・この世界って夏休みとかないの? それともオズ兄達の学校だけ?
「──よし、ではジーク。今日の訓練内容だが、まず体力作りとして中庭を20周ほど走り込みするぞ。その後は剣の素振り30回を5セット。最後に父さんと実戦だ」
っと、それよりも訓練が始まったようだ。
……如何せん子供、というか3歳の幼児にやらせるもんじゃない気がするが、気にしたらダメかな?
まぁスキルのおかげで別にできないことは無いし、ここは普通に返事しとくか。
「うんっ。じゃあ早速始めるの?」
「うむ。父さんも一緒に走るぞっ!」
「わかった。じゃあ早く走ろっ」
そして、俺はパッパと走り始める。(別にパパとパッパとをかけたダジャレじゃないからな?)
……あとトレーニング風景はつまらないと思うし、父さんとの実戦まで飛ばそうか。
~そして約1時間後~
>スキル熟練度が一定に達しました。スキル《鍛錬》《重連撃》《総合武術》《SP超増加》のランクが上昇しました。
>スキル《重連撃》《SP超増加》のランクが上限に達しました。
ふぅー、やっと剣の素振りが終わった。いやー剣って振り続けるの結構大変なんだな。剣の素振りだけで30分とか40分くらいかかったんじゃねぇかな?
だがそのおかげでスキルが2つほどランクⅩになった。・・・でも『剣聖術』が上がらなかったのは少し意外だったな。あともうちょっとって感じはするんだけどねぇ。
「おぉ流石ジークだ、すごいなっ! 一応昨日の自己鍛錬の際にも見ていたが、本当にジークの体力は底なしなんだなっ! ・・・これは実に訓練のし甲斐がありそうだっ」
いやどちらかというと、『SP増加』とか『SP回復』が無いのについていけてる……なんなら俺の先を走ってた父さんの方が十分すごいと思うよ?
多分父さんがSP系のスキルを手に入れたら、本当に手に負えなくなると思う。
「ではジークももう待てないようだしな。早速実戦訓練をしようかっ!」
「うんっタイミングは昨日と同じでいい?」
「ああ、準備が出来次第かかってきなさい」
俺と父さんが昨日と同じ立ち位置に着き、双方が剣を構えたことを確認すると、早速俺が父さんに襲いかかる。
(ちなみにやり過ぎないように『威力調整』で、全スキルを初期スキルのランクⅦくらいまで抑えている)
まずは相手の呼吸を読み、少し気を緩めたタイミングで、片足を崩して倒れる瞬歩というものを使った。
父さんにとっては気づいたらすごい近くに迫っていたように感じただろうが、流石は実戦を幾度もなく繰り返した歴戦の戦士。瞬時に少しズレることで避け、通り過ぎた俺の背中を剣で切りつけようとする。
しかし、俺も切りつけられる可能性は理解していたので、剣を背中に回して防ぐ。
そのまま剣を弾いた後、一旦距離をとってまた形成を立て直す。
その間に父さんが話し出す。
「──本当に凄まじいな。今の攻撃は通ったと思っていたんだが……ジークは後ろに目でもついているのか?」
「んーんー。何となくそんな気がしただけ」
「・・・これは私も手を抜いてられないな」
父さんはそのまま意識を俺に向けて話を続ける。いつになく真剣な顔付きだ。
「なぁジーク。お前は今まで見た父さん達の訓練内容をだいたい把握出来ているか?」
「うん。一応物心ついた時から見てた、全部の戦闘パターンを把握してるよ。でも対処できるかは実際にやってみないと分からない」
少し謙遜したが、多分普通に対処できる。
「はっはっはっ。・・・そうは言うが、恐らくジークなら難なく対処するのであろうな。ジークはとんでもない天才だからな。
・・・だからこそ、今から……いや、今後のジークとの訓練は本当の実戦形式で行おうと思ってる。ジークはそれでも大丈夫か?」
・・・うーん。俺は別に構わないけど3歳児の、しかもその訓練初日なのに一体何をやらかそうとしてんの? ……まぁ話の内容から大体の察しはつくけども。
……多分俺との実戦訓練に限り、オズ兄やキャロ姉の『鍛えるための訓練』じゃなくて母さんやグレンの両親みたいな『本当の戦闘訓練』に切り替えるってことなんだろうな。
……普通の3歳児なら泣いてやめてと叫ぶか一生もんのトラウマになるだろうが、お生憎様俺は普通の3歳児じゃないからな。
答えは決まってる。
「うんっ。いいよ」
「……うむ。では先手は譲る。始めてくれ」
すぐに肯定の意思表示をした俺を見て、本当に大丈夫か? と不安が過ったらしく、顔を曇らせながらも先手を譲ってくれた。
俺はそう言われて、早速父さんの首を狙って攻撃を仕掛けた。
「っ!?」
いきなり首を狙われて驚いたようだが流石は父さん。瞬時に剣を盾にしてガードした。
「……うん? 何を驚いてるの? 実戦ってこういう事じゃないの?」
「……いや、それでいいんだが・・・首を狙うことに躊躇や戸惑いがなかったのが、な」
「うーん……父さんなら避けられると思ったし、なんなら『戦う時に相手に情けをかけるな』とか言って急かすと思ってたんだけど」
あと『禁忌術』と『神聖魔法』と『霊力操作』の効果で最悪死んでもどうにかなるし、本気の訓練の方が面白そうだったからね。
・・・あれ? 今更だけど俺の死生観狂ってね? ……まぁ本当に今更か。多分一度死んで、あの空間でイデムに会った時から狂い始めてたんだろうね。
「あ、でも普通に剣を交えるだけの方でいいなら、今からでもそうする?」
「……いや、ジークの言う通り元々そのあたりの耐性をつけることを目標としていたから別に構わないのだが・・・またジークの訓練内容早めないといけないな」
あ、攻撃することに耐性つけるのも訓練内容としてあったのか。・・・それはごめん。
「父さん。それよりも次行くよ?」
「む、あぁ。きなさい。……っとその前に一つ。ジークが普通に攻撃ができることもわかったし、ここからは父さんも防御や反撃だけでなく、攻撃を仕掛けたりさせてもらう」
「うん、わかった。それじゃ早速始めよう」
俺はそう言って隠密系スキルを使用する。
「ッ!? ……メリーのも使えるのかっ!」
流石は父さん。すぐに理解した。だが、隠密系に気づいたところで、俺のもう一つのスキルに気づくことは出来るかな?
「・・・! ってことは……ッ!?」
お、もう気づいたようだ。・・・むむぅ、少し気づくのが早かったな。そのせいで
──シュルシュルゥゥッ!
「はァっ!」スパッスパッ!
──ポト、ポトリッ。
「・・・やはり、オズのもか……」
──魔法陣の蔓操作に気づかれちゃった。……だがまぁそれもあくまでブラフ。本命は──こっちッ!!
「それっ!」
「ッ! 後ろかっ! はァっ!」
「ちょっ!? わっ!!」
カラランッ……。
──父さんに本命の攻撃を弾かれ、そのまま剣を飛ばしてしまい、勝負は終了した。
>スキル熟練度が一定に達しました。スキル《実戦》《鍛錬》《剣聖術》のランクが上昇しました。
>スキル《剣聖術》のランクが上限に達しました。
>称号『剣戦聖』が『剣戦神』に昇格しました。
……あーあ、負けちゃったなぁ。……スキルで強化してるとはいえ、流石に子供の筋力で大人の攻撃を防ぎきるのは難しいねぇ。
あと地味に弾きが強すぎて、後ろにゴロゴロと転がってしまった。……ちょい恥ずい。
「ッ! すまないっ! 少し強く弾きすぎてしまったようだっ。……怪我はないか?」
「うん、大丈夫……あ、膝擦りむいてる」
……お、そうだ。ちょうどいい機会だし、ここは1年前くらいに考えてた『気功術』で回復できるかってやつ、試してみるか。
えーと、霊力を循環させて肉体の回復速度や修復力を強化する感じ?
あやふやなイメージで何となくやってみると、傷口から青や白が混ざりあったような、優しい光が流れるのが見えた。
>スキル《肉体回復Ⅰ》を獲得しました。
お、回復スキルゲット。
「うぉ!? ジークは『光魔法』まで使えるのかっ!?」
「ううん。確かにそれも使えると思うけど、これは『光魔法』じゃなくて『気術』だよ」
「何っ!? だが『気術』で怪我を治せるなどそんな話は聞いたことも……いや、それよりもジークは『気術』も使えるのかっ!?
・・・まさかそれもッ?!」
「うん、見て覚えた」
俺が何気ないようにサラッと言うと、父さんは呆然と、ポカーンとした。……多分、あと2、3回繰り返したら慣れてそう。
「・・・ジークは本当になんでも出来るのだな。……うん? 『光魔法』ではなく『気術』ということは、私も使えるのか?」
「さぁ? でも僕が使えるんだし、父さんも使えるんじゃない? 一応感覚としては体内の気を傷口に流して、再生力を高める感じだよ」
「ふむ……」
父さんは顎に手を当てて考えると、手に持っている剣の刃に触れて指を軽く傷つけた。そして俺がやったように傷口に気、もとい霊力を流し込み、傷を癒そうとする。
俺よりかは拙いが、確実に傷が治っていくのがわかった。
「ほほう。たしかにこれは凄いなっ! これからは私も使わせてもらうとしよう」
「うん。擦り傷とか切り傷程度ならこの通り治るみたいだし、便利だからオススメ」
「うむ、そうだなっ! これなら、これからは安心して怪我ができるっ!」
……いや、治せるからって嬉々として怪我をしようとしないでね? そこはもうちょい躊躇い持とう?
「・・・っと。忘れる前に先程の戦闘について、軽く反省会といこうか。
……まぁそうは言っても、ジークの戦闘技術に関しては特に言うことは無いのだがな。
まずジークの相手の隙を見ることやその隙をついて攻撃への流れ、避けられた際の防御など、ダメ出しをする点が見つからないくらい、素晴らしいものだった。
他にも瞬間的な戦闘の切り替え方、油断を誘う方法、フェイントの入れ方など、上げればキリがないくらいだ。
ただ、強いて言うならまだ力が弱いことだが、まぁそれもおいおいついていくだろう」
おぉう、めちゃくちゃに褒めちぎってる。
それに多分だけど、最後の懸念部分もスキルの力を全開放したら十分補えると思うし、そうなると俺マジで無敵じゃね?
まぁとりあえず反省会をしたってことは、武術系の訓練はここまでか。そうなるとお次は……
「よし。父さんの訓練はここまでだ。次は──」
「私の番かしらね?」
いよいよ母さんの魔法訓練だ──
・雑談
何気に主人公自体の戦闘描写初めてじゃない? あ、次回は魔法訓練です。オルボワール




