第32話 反省
「ちょっと羽目を外し過ぎてるかなあ」
一日空けるような素振りを見せて二日空けてしまった。そして今は毎週恒例ぐうたらタイムを満喫中である。なので何も起きない。これではさすがに需要が無さすぎるのではないか。
「何の需要だよ……イケメンとイチャイチャでもしろってか」
お題『イチャイチャ』とか出てきてしまったら、どうすれば良いというのか。禁断の夢オチを導入するしかない? イケメンに頭を下げて、ひとときの間だけ演技をしてもらう? 一見さんであればバレずに済むか――いかん、そんなことをしてしまったら信用が完全に無くなってしまう。それならお題と全然関係のない流れを作って強行した方がマシだ。心証は最悪だろうが違反ではないはずだからだ。
それにしても『ぬいぐるみ』にはビビった。たまたまウーパールーパーのマスコットキャラクターがぬいぐるみ化されて、ポイントプログラムの交換品として登場したばかりで助かった。本当に運がいい。これからどんなお題が出てくるのか、不安でたまらない。戦いを挑んだのは無謀すぎたか。
「むしゃくしゃしてやった。今は反省している」
たかが字数を合わせるくらいワケないと高を括っていた。字数を合わせること自体は問題ではない。普段より少なくて済むので楽だ。ついでに戦が終わるまでは全てのエピソードの字数を合わせることで、表向きはノリノリでありつつも裏で手を抜くという一石二鳥を狙っているくらいだ。戦後に困りそうではあるが、今は目の前の戦いに専念したい。
せっかくのお祭りなんだし、巻き込まれて騒ぐのが筋ってもんだろう。そのどさくさに紛れて何かが化けるかもしれない。お題にしても、どうしても上手く対処できないものが来てしまったら、私が対応しなくてもいいだろう。私が楽しめないことをしたところで、誰も得をしないことは明白だ。
【ポイントプログラム】
利用可能ポイント: 637




