五、狩人マハラジャ
「(コンコン)誰かいませんかぁ?」
ルーラルが訪ね聞いた。
「はい。どなたでしょう」
戸越しに声がします。
「マハラジャさんいますか?ルーラルというバイタル村の地主の息子ですが、、、」
「はい!私ですマハラジャは!地主さん!大金持ち!大歓迎!」
ドタドタと部屋の中から音がしたかと思うと、弓矢を背中に引っ提げた、少し背の高い、少し痩せ気味の、筋肉質の男が出てきた。
「マハラジャさんですね。お目にかかれて光栄です」
シュバイクは言いました。
「しかし、バイタル村の地主さんが、何のご用で?」
マハラジャは不思議そうに訪ねました。
「いやぁ、我々はゾルゲス打倒のパーティーを探してまして」
シュバイクが言うと。
「ゾルゲス!?ゾルゲスだって!?最強の戦車だって、小指から放つ小さな魔法だけで粉々にするような奴ですよ!無茶です!なんたって魔王ですよ!!何でまたそんな無茶なことを考えたんです!?」
「いやはや、難事であることは承知の上です。だから、あなたのような凄腕の狩人が必要なんです!いま、世の人は、ゾルゲスの支配下の元、屈辱的な日々を送っています。魔物に支配されている今の状態では、誰も思い切り生きられません!」
とシュバイク。
「ですが、無茶ですよ!」
とマハラジャ。
そこで、シュバイクは、父親の仇がゾルゲスであること、ルーラルのいとこが、ゾルゲスの手下に殺されたことなどを言うと、、、。
「そこまでされたんですね、、、。分かりました。協力しましょう」
「ありがとうございます!」
ルーラルとシュバイクは言葉で唱和していました。
「ただし、、、。こんなことを言っては何ですが、私には老いた父がいて、彼の世話役を誰かに頼まないといけません、、、」
「なら、うちの家政婦を1人派遣しますね」
ルーラル。
「ホントにいいんですか!そこまでしていただいて、、、。私は魔物の特徴を掴むのが得意なんです。共に戦いましょう!よろしくお願いします」
こうしてマハラジャが仲間に加わった。




