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第98話 ミルト君とデート③

「あった。 ここだよ、ここ」


「これは……、肉料理の店?」


「ミドルボアやアークバッファローの肉で作ったステーキやハンバーグが人気なんだって」


「へぇ……」


 次にボクとミルト君が向かった先は、ファナがおすすめする肉料理のお店だ。

 店の名前は『ミート・アンド・ミート』という名前で、ミドルボアやアークバッファローの肉で作られたステーキやハンバーグが人気らしいのだ。

 ファナ自身も食べたことがあるようで、おすすめしたいとボクに言っていたのを思い出したのだ。


「幸いまだ並んでませんね」


「とはいえ、もうすぐ昼だからそろそろ並ぶと思うよ。 だから、早く入ろう」


「はい」


 今はまだ並んではいないようだが、そろそろ昼に差し掛かるので並び始めても不思議ではないのだ。

 なので、ボクはミルト君の手を繋いだまま、店の中に入る。


「いらっしゃいませー、2名様ですね」


 店内に入るとスタッフが対応してくれる。

 そして、二人専用のテーブル席に案内してくれたのだ。


「ミルト君はどうする?」


「アークバッファローのステーキで。 確かファナさんがアリスさんによくおすすめしてるメニューでしたよね」


「そうそう。 ミルト君はそれにするんだね? じゃあ、ボクもそれにしよう。 スタッフさん、アークバッファローのステーキを二人分」


「畏まりました」


 お冷を差し出してくれたスタッフにアークバッファローのステーキを二人分注文した。

 特にこのアークバッファローのステーキが、人気のメニューであり、ファナがおすすめするメニューでもある。

 肉を焼く音が食欲を刺激してくる。

 しかも、いい匂いだ……。


「ファナさんは、よくここに来て食べているんでしょうか?」


「ボクにおすすめしてくるくらいだからね。 休みの日とかは頻繁にここで食べてるんじゃないかな?」


「いい匂いがしますね」


 ミルト君も美味しそうな匂いを嗅ぎながら厨房を見ている。

 ボクも初めてこの店で食べるから、楽しみでしょうがない。


「お待たせしましたー」


「お、来たね」


 暫く待っていると注文のステーキが来たようだ。

 見た目だけでも美味しそうな感じだ。


「早速食べてみよう。 いただきまーす」


「いただきます」


 食前の挨拶をしてからステーキを食べる。


「おおっ、本当に美味しいよ!」


「すごいですね。 ファナさんがおすすめするだけありますよ。 本当に美味しいです」


 まさにファナがおすすめするだけあって、それに見合った美味しさだった。

 ミルト君も美味しそうにステーキを食べていた。


 こうして、ボク達はお昼ご飯をこのステーキで舌鼓を打つのだった。


次回は諸事情により、9月24日(土)に更新予定でしたが、色々嫌なことがあったので更新日時を10月1日(土)に延期します。


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