第95話 寮でミルト君と……
あれから一巡目が終わり、二巡目もボクは力を抜いた状態でだが、無難に勝った。
アリシア王女はボクとの戦いによるダメージが思いのほか大きかった為に二巡目は棄権したようで、ファルミアさんの不戦勝になったようだ。
ファルミアさんは一巡目は負けてしまったから、ぜひ二巡目ではと思ったが、まぁ仕方がない。
これで一対一で戦う個人戦は終了した。
勝利数での順位は、当然ながらエトワール魔法学校だった。
他の魔法学校より勝利数が多かったのだ。
勝利数イコール勝ち点だし、そうなるよね。
タッグ戦は明日からの三日間の休みを経てから開始される。
個人戦の疲れを癒してから挑んで欲しいという事だろう。
「アリスさん、お疲れ様です」
「ありがとうミルト君」
アリエスさんから先に寮に戻っていいと言ってくれたので、ミルト君と一緒に寮に戻った。
ミーナやシルスさん達は空気を呼んでくれているようで、ボクとミルト君の部屋に来ていない。
二人きりの部屋の中で、ボクはミルクを飲む、
「個人戦、無茶した部分もありましたけど、終始すごかったですね」
「まぁ、ドクターストップにならなかっただけ良しとするよ。 ワルジールの反動もあったしね」
「そうですね。 でも、相手も強かったですしね」
「そうなんだよね。 アリシア王女を始め、他の学校の生徒も強かったし……」
ボクが個人戦で戦った相手はこぞって強かったし、ボクよりも魔法の練度が高かった。
それだけ、ボクが高い魔力で何とかなっていた事だろう。
後半になってからは、何とか組み立てて勝ちとることが出来たけどね。
「ミルト君、ボクを抱いてくれるかな?」
「こう……ですか?」
ある程度の個人戦の話を終えた所で、ボクはミルト君に要望した。
ミルト君もすぐに応じ、抱きしめてくれた。
一緒の部屋に住み始めた当初と比べたら、積極的になってきたね。
ボクとしては嬉しいなぁ。
「いやー、ごめんね。 やっぱりミルト君の温もりは落ち着くなぁ」
「やはり、ブラッドの分身体に襲われたせいで……」
「うん。 特にトイレにみんなで行った時だね。 あの時、トイレのピンチだったから、そんな時に攫われそうになって、あいつの前で漏らされるって思ったら怖くなってね。 ミルト君のおかげで漏らさずに済んだのが幸いだよ」
「僕も大好きなアリスさんが奴に汚されるのは見たくないです。 なので、僕も強くなってアリスさんを守ります」
「ありがとう。 ボクもミルト君が大好きだよ」
お互い、思いを伝えあうと共に、ボクとミルト君はそのままキスをした。
「アリスさん、僕は……もう、抑えきれなくて……」
「じゃあ、あそこでしようよ。 いっぱい愛し合おうね」
キスをした事で、ミルト君の欲求が大きくなったので、広めのお風呂場で愛し合う事にした。
一杯愛し合った後、クリーンの魔法で消毒して綺麗にし、風呂に入った後で一緒に眠ったのだった。
次回は8月20日(土)に更新予定です。
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