表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

93/105

第93話 前期バトルフェスタ~クロノクルアウェー戦②~

次回は8月6日(土)に更新予定です。


よろしければ、広告の下の評価(【☆☆☆☆☆】のところ)に星を付けるか、ブックマークをお願いします。


作者のモチベーションの維持に繋がります。

「アリスさん」


「アリシア王女。 ようやく対戦が叶いましたね」


「ええ、昼休憩時にブラッドの分身体に襲撃されたって話を聞いて、大丈夫なのかと思いましたが……」


「そこは助けてもらいましたから」


 向かい側の控室から出て来たアリシア王女と試合前の話をする。

 やはりアリシア王女もボクが危うくブラッドの分身体に襲撃されかけた事は知ってるみたいだった。

 

「対戦することが叶った今、私は全力であなたに挑みます!」


「ボクもです。 お墨付きをもらったので心置きなく全力をだせます」


 ここに来るまでにみんなの試合内容も参考に出来るやり方もあったので、それも使わせて貰うつもり。

 このアリシア王女相手には、そうする必要もあるし。


『それでは、アリス・パリカール選手対アリシア・クーデルカ選手、試合開始!』


「っ!」


「くっ、初手を出し損ねた……!」


 試合開始の合図とともに魔法を放ち……はしなかった。

 というよりは、出来なかった。

 ボクとアリシア王女は、同じ魔法を同じタイミングで放とうとしていた。

 僅かなズレもなく、全く同じタイミングで。

 だからお互い初手の魔法を放てなかった。


(初手をしくじったし、次はこれで牽制するかな……?)


「【ブリザード】!」


「うっ! ならば……エア……」


「今っ! 【ファイアボール】四発同時!!」


「しま……っ!? きゃああっ!!」


 まずボクは脳内詠唱を程々に寒さを与えるブリザードを放ち、その間にもう一つの魔法の準備をしていた。

 アリシア王女が寒さで一瞬動きを止め、そこにエアシュートを放とうとしていた所をファイアボールの四発同時撃ちでエアシュートの発動の阻止と先にダメージを与える事に成功した。

 エアシュートを途中で阻止された為に、アリシア王女の周りに風が包まれ、そこにファイアボールの炎が追加されて熱風となったのだ。

 風に煽られてスカートが乱れたまま、アリシア王女が少し上方に吹き飛ばされ、そのまま地面に倒れた。


 ボクはそのまま追撃と行きたい所だけど、アリシア王女の事だから何をするかは分からないので……。


「【アイスニードル】!」


 早速ルドルフさんのやり方を参考に、動きながらアイスニードルを放った。


「くっ! 【グレイブ】!!」


「うわっと……!!」


 アリシア王女が起き上がりながらグレイブの魔法を放ち、ボクの動きに合わせて岩の突起を連続で出してきた!


「くっ! 転んでもただでは起きないって!?」


 体勢を立て直しつつ、アイスニードルを移動しながら放つ。

 流石にアリシア王女。

 ダメージでなかなか起き上がれなくともただでは起きるはずもなく、上半身だけを起こしたまましっかり魔法で反撃してきた。


(これは、雷の魔法やリスクのあるやり方もやらざるおえないかもね……!)


 そう思いながら、アリシア王女が完全に立ち上がったのを見て次の準備に入った。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ