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第82話 前期バトルフェスタ~ラウル・アカデミー戦④~

 さて、ラウル・アカデミー二戦目での二巡目に入りボク以外の順番を変えて挑んだのだが、思いの外苦戦していた。

 サリサさんとフェイトさんが引き分け、ライネス君がリーゼロッテさんに敗北という悪い流れが出てきた。

 ルミアさんは何とか勝利をモノに出来たらしいが、かなり苦戦したらしい。

 制服のスカートの一部や胸以外の部分が焼かれてボロボロになった様子で控室に帰って来たからだ。

 フェイトさんやライネス君や他の男子生徒が顔を赤らめながら視線を反らしている様子だし、目のやり場に困るんだろう。

 スカートの一部がボロボロの為に、下着も少し見えてるし。


「二巡目は流石に厳しい流れだけど、まだうちの首位は維持されてるからね。 気落ちはしない事。 さ、アリスさんの番よ」


「はい」


 そして、ボクの番がやって来た。

 二巡目の最後なので、ラウル・アカデミー戦は個人戦ではこれが最後。

 次はタッグ戦で戦う事になるだろう。


「アリスさん、頑張ってくれ……」


「お願いします」


「三人の無念はボクが晴らします」


「相手は……、ガイルという少年。 彼も強いから……油断はしないで」


「はい。 行ってきます」


 リーゼロッテさんにボロボロにされたライネス君と、引き分けで終わったサリサさんからも勝つように頼まれたので、無念は晴らそう。

 フェイトさんも引き分けだったし、その人の分もね。

 で、対戦相手だがルミアさん曰く、ガイルという男子生徒らしい。

 強い部類に入るから油断はするなと言ってくれたので、気合を入れなおしてアリーナに向かう。


 控室を出て、アリーナに入ると男子生徒も同時に出て来た。

 彼がガイルという男子生徒だろう。


「初めまして。 僕はガイル・ハボックと申します」


「アリス・パリカールです」


「アリスさんの話は、このバトルフェスタでみんなにも伝わってます。 エトワールに中途入学した中でかなりの強さを持ち、うちの後輩に打ち勝った女生徒がアリスさんだとも」


 リーゼロッテさんとの試合が向こうにも伝わってたのか。

 なんか気恥ずかしいね。


「リーゼロッテさんも手ごわかったですよ。 ファイアシールドを展開したまま突進するなんて」


「アレは彼女がよく使う戦法ですが、周りからは異端ですからね。 あなたのファイアボール十発同時と同じく」


「あー……。 でも、今のボクはそれによる後遺症の影響で戦い方が制限されてますが」


「それでも僕はあなたと試合をすることが出来て光栄なのです。 ぜひ、いい試合をしましょう!」


「そうですね。 望むところです」


『それでは、アリス・パリカール選手対ガイル・ハボック選手、試合開始!』


 一通りの会話を終わらせたと同時に、試合開始のアナウンスが響き渡る。


「【アイスニードル】!!」


「えっ!?」


 開始と同時にガイルさんが先にアイスニードルを放つ。

 だが、そこでボクは目を疑った。

 最初の一発はボクに向けて放っているが、もう一発は彼の前で止まったままなのだ。


 何かある……!

 ボクは回避を最小限にしつつ警戒を強めた。


次回も2日後に更新します。


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