表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

77/105

第77話 襲撃の後で

 ボクを襲撃してきた黒い影……ブラッド・クーデルカの分身を退けた後、アリシア王女と共に控室に向かった。

 ついでに購買で買った食べ物を食べながらだが、ボクはアリシア王女に事情を聞いた。

 なお、ミルト君達にも連絡し、食事が終わった後でここに来ることになっている。


「アレは本来はアリシア王女を狙ったものですか?」


「はい。 元々あの愚兄は歪んだ思想の持ち主でしたから。 世界の支配と女性を自分の物にするという歪んだ思想が。 後者は私も入ってました」


 キルスさんの言う通り、今回の襲撃はアリシア王女を狙ったものだった。

 だが、トイレ前でボクが居たことで、ボクにも狙いを付けたみたいだ。


「今回の件で、アリスさんにも狙いを付けられましたし、今後も気を付けた方がよろしいかと。 目に付けた女性をブラッドは彼氏がいようものなら無理やり寝取る事も辞さない男なので。 こちらの意思は無視してです」


「うわぁ……、それはやだなぁ」


 こっちの意思を無視して、自分の物にするという考えが気持ち悪すぎて理解したくない。

 ボクはミルト君の事が好きだから、付き合うなら彼と決めてるのにね。


「それ故に私の護衛も学生としてクロノクル魔法学校に入学させたんですよ。 父が」


「何人かは学生ってガラじゃないような7容姿をしているみたいだけど」


「それは言わないであげて下さい……」


 だから、アリシア王女には沢山の護衛がいたわけだ。

 学生に扮する人もいるくらいに。

 ボクは対ワルジールの護衛としてフレデリカさんを送られただけだしね。

 そのワルジールも棄権した上に、解体となれば彼女はどうなるのか……。


「アリスさん!」


「ミルト君、フレデリカさん、キルスさん達も」


 そんな感じで話をしている所で、ミルト君やフレデリカさん、そしてキルスさん達が来た。

 もちろん、ミーナやジャック君も一緒だ。


「アリシア王女からの連絡で聞いた。 ブラッドの分身体に襲われたようだな」


「うん。 お尻を触ろうとしてきたみたい。 その後に目を付けられた」


「あの野郎……、コロス!!」


「ちょっ、ミルト君! 落ち着いて!! 人格が変わってるから!!」


 もう一度、ここまでのあらましを語ったのだが、ブラッドの分身体にお尻を触られそうになった話になった所でミルト君がキレてしまった。

 必死でミーナが羽交い絞めにして止めているが、やはりボクの事が気になるんだろうね。


「すみません、アリスさん。 まさか、そんな事があったなんて」


「トイレを済ませた後だからいいけどね。 元々アリシア王女を狙ってたみたいだけど、偶然にもボクにも目を付けた感じかな」


「それもそれで嫌ですよ」


 フレデリカさんも護衛としての仕事を果たせなかった事で謝罪されたが、アレは仕方がないと思う。

 トイレを済ませた後だったのが幸いしたけどね。


「しかし、ブラッド・クーデルカが分身体を使って襲撃するとはねぇ。 バトルフェスタはどうなるんだろ?」


「父にも報告しましたが、通常通り続けるそうですよ」


 ブラッドの分身体に襲撃されても、バトルフェスタは続けるらしい。

 個人的には良かったと思うよ。

 アリシア王女と試合できるかもしれないからね。



腰の調子が悪いので、更新ペースは落ちます。


よろしければ、広告の下の評価(【☆☆☆☆☆】のところ)に星を付けるか、ブックマークをお願いします。


作者のモチベーションの維持に繋がります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ