表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

67/105

第67話 前期バトルフェスタ~アリシア王女と……~

 一巡目では最後の順番となったルッツさんの試合は、ルッツさんが辛勝した。

 相手はどうもルッツさんの精神を揺さぶって、魔法をブレさせたようだ。

 インスパイアが失敗し、自分に直撃した時はかなり焦ったが、そのダメージを堪えて何とか勝てたみたい。


「トイレ休憩の後で二巡目か。 トイレに行ってくるよ。 フレデリカさんも来る?」


「そうですね。 私も一息入れましょう」


「お二人とも気を付けて下さいね」


 二巡目開始まで20分間はトイレ休憩なので、ボクはフレデリカさんと一緒にトイレに向かった。

 控室からは2分くらい歩くとそこにトイレがあり、ボク達はそこで済ませた。

 というより、ボクの方は昼の試合前に済ませたが、フレデリカさんの方は護衛の関係かずっとしていなかったみたいなので、一緒に行くという形で連れて行っただけなんだよね。


「お待たせしました」


 スッキリした様子で個室から出たフレデリカさん。

 余程我慢してたんだなぁって思ったよ。


「さて、控室に戻りますか」


「そうですね」


「あ、あなたは……?」


「え?」


 トイレから出ようとした時、ふと別の個室から出た女子に声を掛けられた。

 振り向くと、紺の制服を着た女子がボク達に声を掛けて来たようだ。


「えーっと、あなたは?」


「あ、すみません。 私はクーデルカ第二王女のアリシア・クーデルカと言います。 今対戦している【クロノクル魔法学校】の生徒でもあります」


「ええ!? 第二王女!?」


「はい。 フレデリカさんと一緒にいるあなたは噂のアリス・パリカールさんですよね?」


「そ、そうですけど……。 ボクをご存じで?」


「はい。 学校の定期報告で父や兄から聞いてますし、何より先ほどのオレギ先輩との戦いを見ましたから」


 その女子がまさかファナを負かした第二王女様だったとは思わなかったし、一巡目のボクの戦いを見ていたらしい。

 しかも定期報告の際にアリシア王女にも国王様は連絡で話をしていたらしい。

 人のプライベートを何だと思ってるの……!!


「もし、あなたが対戦相手になった場合、あなたには負けませんよ、アリスさん」


 アリシア王女がドヤ顔でボクに宣戦布告をしてきた。

 聞いた話でしかないが、この人はボクと同様に努力をしてきた人だから、きっとライバル意識が強いんだろうね。

 でも、宣戦布告された以上は逃げるわけにはいかない。


「分かりました。 その時が来れば受けて立ちます」


「ええ、楽しみにしています。 そろそろ時間になりそうなので失礼しますね」


 そう言いながらアリシア王女はトイレから出て行き、ボクとは別の方向にある控室に向かって行った。


「私達も戻りましょうか」


「そうですね」


 ボクとフレデリカさんもトイレから出て、アリシア王女とは反対側の控室に戻るのであった。



よろしければ、広告の下の評価(【☆☆☆☆☆】のところ)に星を付けるか、ブックマークをお願いします。


作者のモチベーションの維持に繋がります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ