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第40話 町中のダンジョン再び①

「さて、着いた。 ここだよ」


「本当に町中にあるんですね……」


「俺達はここをスルーしていたからなぁ、 盲点だったよ」


「そうねぇ」


「町中にある故に、別の町に住む冒険者学校や魔法学校の卒業資格を持つ者がこの町に来た人へ向けた試験ダンジョンとして利用されてるんですよ」


 ボクとファナの案内により、あの町中にあるダンジョンにミルト君達三人を連れて来た。

 町中にあるダンジョンという事で、ミルト君は呆然とし、ライネス君は盲点だったと言い、ファルミアさんも同意の意を示すかのように首を縦に振った。


「さて、ここで沢山魔物を倒して制御できたり物理で倒せるようにはしないとね」


「アリスさんとミルト君はさらに学費を稼がないといけませんしね」


「そうなんですよね」


「でも、落とした素材はどうしよう? 分けてあげた方がいいと思うけど」


 さて、今回は時間内に沢山の魔物を倒して魔法の制御やミスリルの武器の切れ味を確かめないといけない。

 明後日には出場枠を得た人の中から一人がボクと戦う事になるのだからね。

 でも、今回はライネス君とファルミアさんを加えた5人パーティ。

 魔物を倒した際に落とした素材をどうしようか悩んでいた。

 確かにボクとミルト君は学費を稼がないといけないけど、流石にみんなで分けないと無作法というものだからね……。


「俺は別に構わない。 あくまでバトルフェスタに向けた課題を見つけるためだしな」


「私も雷の魔法をちゃんと制御できるようになりたいだけだからね。 だから、素材はアリスさんとミルト君持ちでいいわよ」


「じゃあ、そうさせてもらおうかな、 さぁ、ダンジョンに入ろう」


 落とした素材については、ボクとミルト君が独占していいというライネス君とファルミアさんの計らいによって決まったのだので、早速見張りの人にカードを見せてダンジョンに入っていった。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「さて、フロッガーは地下二階だったかな?」


「はい。 その隠し部屋ですね」


「あ、待って下さい。 【ディテクト】」


「え!?」


「探知魔法だと!?」


 ダンジョンに入ってフロッガーのいる場所を再度確認した直後、突如ミルト君が【ディテクト】の魔法を使った。

 ライネス君とファルミアさんも、彼が探知魔法を使える事に驚いていたみたい。


「最初の十字路を右に曲がって少し進んだところの壁が隠し通路になってますよ」


「え!? そんなところにも!?」


「ええ、その先の部屋にもどうやらフロッガーがいるみたいですね」


「ええ……!?」


 ミルト君の探知魔法で明らかになった地下一階の隠し通路。

 その先の部屋にもフロッガーがいるみたい。


「でも、私や他のみんながそこに行っても何も起こらなかったし、進めませんでしたよ」


「もしかしたら、【ディテクト】の魔法をそこに向けて使わないと通れない奴かもな」


「手の込んだ仕掛けをしてくれるよ……」


 町中にあるダンジョンなのに手の込んだ仕掛けをしているなんてねぇ。

 ともかく、今はミルト君の言うように最初の十字路を右に曲がり、その通路付近で立ち止まってみた。

 その間に、ミルト君は詠唱を終えていたみたいだ。


「じゃあ、ここ付近でもう一度使います。 【ディテクト】」


「あっ、壁が透けて……!」


 やはり【ディテクト】の魔法で反応する隠し通路だったみたいだね。

 この先の部屋にもフロッガーがいると言ってたし、ボク達は躊躇わずにそこに向かった。



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