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第31話 ミルト君と町巡り~武器屋①~

「よし、今日の授業はここまで! 各自鍛錬したり身体を休めるなどして過ごす事。 門限は守るようにな」


 さて、今日の昼の実技授業も無事に終わり、放課後の時間となった。

 授業に入る前にミルト君をクラスメートにも紹介した。

 そして、彼の置かれた境遇を聞いて、酷いと不快感を示したり、涙を流す子もいた。

 ただ、ボクとルームメイトになっている事だけは秘密にいてもらったけどね。

 実際に知っているファナやアンナさんも、口を閉じてもらっているしね。

 ちなみに今回の実技授業は、魔法を封じられた際にも戦う術を持たせるための訓練を行い、ボクは槍や体術、ミルト君は剣、アンナさんとファナは杖を使って上手く戦えたようだ。

 

 それで、話は戻り、今は放課後。

 トイレを済ませた後でボクはミルト君にある事を持ちかけた。


「さて、ミルト君。 今日は少し街巡りでもしていこうか?」


「いいんですか?」


「昨日の今日でいきなりダンジョンに向かうのもアレだしね。 君も気分転換はしたいでしょ?」


「そうですね。 でも、僕はお金が……」


「そこはボクが奢る形でいくよ。 少し使い道に困ってたところだしね」


「あ、ありがとうございます」


「気にしない気にしない。 じゃ、早速町に行こう!」


 そう。

 ボクはミルト君を町巡りに誘ったのだ。

 ダンジョンに向かってもいいけど、昨日の今日でミルト君をダンジョンに連れ回すわけにはいかないので、一緒に町を巡って気分転換をしてもらおうと思ったのだ。

 彼が今はお金がないのだが、そこはボクが奢る形にした。

 クレス校長にスカウトされる前に倒したレアミドルボアや昨日のフロッガー退治の時の素材の売却でそこそこお金があるからね。

 さて、そうと決まれば早速町に行かないとね。


 ボクはミルト君の手を繋いで、一緒に【ミミル】の町を巡りに向かうのであった。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


「結構、大きいんですね」


「うん、ボクは昨日ダンジョンに行く時に少し通ったけど、大きいし賑わってるよ」


 さて、学校を出て町に入った瞬間、町並みの大きさにミルト君はそう感想を述べた。

 さらに賑わっている様子だから、より興奮しているのかも知れないね。


「あ、あれは何でしょうか?」


「あれは……、エトワール魔法学校専用の武器屋かな? 売店じゃなくてここで武器を売ってたのかぁ」


 町巡りをして、最初にミルト君が見かけたのはエトワール魔法学校の生徒専用の武器屋だった。

 しかし、売店には売ってなかったからどうやってと思ったが、ここで武器を買うのかぁ。

 確かにダンジョンに行く時もあるから、町中で買った方がいいだろうしね。


「武器、買いますか?」


「そうだね。 ミルト君用の剣とボクの槍も買っておきたいしね。 入ってみよう」


「はい」


 この際だから武器を買ってしまおうと思い、ボクとミルト君は武器屋に入る。


「やぁ、いらっしゃい。 噂のアリスさんとミルト君かな?」


「え……!? ラビ先生……? でも、微妙に雰囲気が……?」


 武器屋に入ってみた感想が、ここの店主がラビ先生っぽい感じの女の人だった。

 家族か何かかな?


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