第104話 東のダンジョン①
久しぶりの更新です。
お待たせしました。
「はい。 これが別のダンジョンの許可証です」
「ありがとうございます」
タッグ戦中止の報告を聞いたボクとミルト君は、ダンジョン探索の許可証を貰いに受付に訪れていた。
バトルフェスタ期間中は、学校の授業はなく、中止になったタッグ戦の期間中も学校は休みだ。
それを利用して、ボクとミルト君は強くなるために別のダンジョンを利用することにした。
「ミミルの町の東門から出て徒歩で30分の近場か。 まぁ、町中にダンジョンがあるんだし、近くにもダンジョンはあるのか」
「そうですね。 あ、ルミアさんが待ってます」
許可証を受け取ったボクとミルト君が向かうダンジョンは、ミミルの町の東にある近場のダンジョンだ。
町中にあるダンジョンよりはやや強めの敵が生息しているみたいなので、ボク達が強くなるにはもってこいの場所なのだ。
そして、学校の玄関でルミアさんが待っていた。
「待ってた。 アリスさん、ミルトくん」
「ルミアさん!」
「もしかして、同行してくれるんですか?」
「うん。 私だけじゃ……ない。 シルス君と……、ルリルラさんも。 あと、ミーナさんとジャックくんも」
ルミアさんだけでなく、シルスさんとルリルラさん、さらにはミーナとジャック君が一緒にダンジョンに向かうようだ。
ボクがダンジョンに行く際に、特例で7人以上連れて行くのを許可されたのだが、やはりフリスク一派やブラッドがボクを狙う可能性が高いからだ。
少人数だと対処できないので、より多くの同行者を連れて行く事にしたというわけだ。
「アリスちゃん、大変だよね。 フリスク一派だけでなく、あの悪名高いブラッド・クーデルカにも狙われるなんて」
「本当だよ。 トイレに行くところで連れ去られそうになったんだし。 ミルト君が阻止してくれたけど」
「最悪な行動をしてくれたな、ブラッドは……」
「ホント、ミルト君のおかげよね。 私達もフリスク一派に一発はぶちかましたいから、アリスさんとミルト君のダンジョン行きに同行するわ」
「よろしくお願いします、シルスさんにルリルラさん」
ミーナからも色々と話をされて、シルスさんとルリルラさんからも同行する旨を伝えて来た。
これだけの人数でダンジョンに行けるのは心強いな。
ブラッドかフリスク一派が途中で襲撃するかもしれないからね。
アリシア王女が別の学校内にいる間の狙いはボクみたいだし。
「アリスさんとミルトが向かうのは、東の近場にあるダンジョンなんだな。 確かに強くなるにはそこ辺りで魔物を倒す方がいいだろうな」
「うん。 力を貸してもらうからね、ジャック君も」
「ミーナから事情を聞いたしな。 俺達も強くならないと」
「それじゃあ、出発……するよ。 ダンジョンでもう一人と……合流するから」
そして、先輩であるルミアさんの指示の下で、ボク達は目的地の東のダンジョンに向かう。
その入り口でもあと一人が合流するみたいだけど……、誰なんだろうね?
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