その6。
船は完成した。あとは名前である。
空母信濃では無くて新しい名前が
欲しいと考える。
信濃宮司は寝ながら考えるが寝落ち
してしまい気がついたら朝に
なっていた。しかも信濃の
上で寝ていた。まあ初夏に近いので
問題は無いのだがやはり
造船馬鹿と言っても過言では
ないだろう。
生きていた頃も建造中の船の中で
寝ていた事があったらしい。
はて名前はどうするかと考えて
いたらドッグのそばの樹木が
朝露に濡れて
光輝いて見えた。その時頭に
思いついたのが
「森羅万象、そうだ信濃よ。
新しい名前は森羅万象2号で
どうかな?」
もの言わぬただの船に語りかける
信濃宮司に対してわずかに船が
揺れた様な気がした。
一応国王陛下に名前は
森羅万象2号にしたいと
報告する。すると国王陛下は
「何か神々しさを、感じますなあ。
ではあの船は森羅万象2号と
決定しましょう。」
こうして名前は森羅万象2号と
命名された。
翌日森羅万象2号の様子を、
見に行くと
何故か船体に漢字で森羅万象2号と
書かれていた。信濃宮司の世界に
古い道具は付喪神に
なるとか言われていた事思い出す。
信濃宮司は
「そうかお前も気に入ったんだな。
もうじき長い旅に出るから頼むぜ。
森羅万象2号。」
そう言って船体を、軽く叩く。
後は乗船する日時を、決めなきゃ
行けないなぁと思いながら
考える。既に島民達は大半が
城下町に避難して
来ている。予言ではあと島が
沈むまで約3週間
色々な準備考えるとそろそろ
乗船開始しても
良いと考える。食料の確保は
準備が始まり
約1週間後には完了する。
だがまだ城下町に
来る途中の人々が約1000人程
いる。中には家畜も何とか
ならないかと言って来た
農民もいた。色々な準備と機材が
必要である。
信濃宮司は艦内見て回り必要な
装備等見て回る。
水魔法で水は出せる。けど
艦内きれいにしたい
からトイレは水洗式トイレにして
スキル船体自在設計にて魔道具
海水淡水化装置設置してなおかつ
浄化装置も設置した。
各部屋には小規模ながらお風呂まで
装備する事にした。改造に
改造重ねた結果まるで
海に浮かぶ宿泊施設になって
しまった。
あと30人乗れる小型船舶も
400隻格納出来る様にした。
格納庫はマジックバックの機能が
付与された。
島が沈み始めるのに約2週間切った。
信濃宮司は船が完成したので
報告しに国王陛下の元に向かう
事にした。
スペックを、説明しにいくとその
スペック聞いて驚きのあまり
椅子から転げ落ちそうになった
国王陛下であった。




