その51
人間を、喰らう魔物
エイトブラスドタクルを、
倒した事によりニュウンペイ達から
加護を、もらった森羅万象2号は
目的地のハウワイアン島に
向かう事にした。沢山の
海の精霊達が手を、ふりながら叫ぶ。
(あなた達の旅に多くの幸ある事
祈ります。)
そして森羅万象2号は発進した。
発進してから最大船速で
ハウワイアン島に向かうのだが
ニュウンペイ達の加護は想像以上
だった。水の抵抗がまるで
感じられず船速は約80ノット
出ていた。ちなみに森羅万象2号の
最大船速が本来なら48ノット
なのだが約2倍のスピードが
出ている。エクスプロウラは
「これなら2か月到着が早くなるぞ。
ありがとう。ニュウンペイの精霊よ。」
心から深く感謝していた。そして
森羅万象2号は進んでいく。
そして海棲魔獣撃破して約1か月
過ぎた頃にレ―ダ―に何やら
高速接近する物体を、確認する。
どうやらレッドドラゴンと
判明した。レッドドラゴンライダー
隊長のハヤブサがイナズマの所に
行くと何故か怯えている。
イナズマが念話でハヤブサに
(見つかった。もう逃げられない。
セルフィの奴まさかここまで
追って来るとかやだ〜。)
イナズマに聞いたらどうやら
イナズマの番になるはずだった
雌のドラゴンで名前は
セルフィと言うらしい。
めちゃくちゃ気が強く力強い
ドラゴンで人間で言う
女傑の極みの様な
雌らしい。番になるのが嫌で
レッドドラゴン達が
いた竜王大陸から逃げて来て
オキナウン島に逃げ隠れて
いたのを、ハヤブサが
テイムして騎乗したのである。
最初イナズマは
かなり警戒していたが美味しい餌と
優しい言葉にほだされて
テイムされた。ちなみにドラゴン
大陸にいた時は驚速のイナズマと
言われていた。
だが神経質なのは今も昔も
変わらない。そして彼女は
やって来た。3番甲板上空で
念話でこう伝える。
(この船にイナズマという雄の
レッドドラゴンがいますね。
私の名はセルフィといいます。
私の番に会いに来ました。
降りてもよろしいですか?)
そう聞いてきた。それを聞いた
ハヤブサ隊長はイナズマに
騎乗して会いに行くことにした。
隊長は念話でこういう。
「初めまして美しいレッド
ドラゴンのレディよ。
私はレッドドラゴンライダーの
隊長を務めるハヤブサという。
こちらが貴女が探していた
イナズマですね。まずは
3番甲板に下りてから
話しましょう。」
念話でそういうとセルフィは
優雅に3番甲板に降りてくる。




