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50/60

その50

魔導エネルギーが充填されて行く。

相手は人の味覚えた魔獣である。

だから遠慮なくフルパワーでの

発射である。そして照準をつける。


「右22度転舵あと魔導ウォータ―

エンジン停止。目標は

エイトブラスドタクル。」


森羅万象2号の画面に発射良しの

表示が出る。そして信濃宮司は

言葉で


「艦首衝撃波発射。」


艦首バルバス・バウから衝撃波が

発射された。凄まじい衝撃は

エイトブラスドタクルの触手と

本体ごと跡形もなく消滅させた。

本体が残って

いたら再生しただろう。だが

再生出来ない位身体はバラバラに

なってしまった。そしてエイド

ブラスタクルが消滅したあと

海は静かになる。完全勝利である。

そしてハヤブサとミスミ隊長は


「普通の船なら間違いなく

一瞬で捻り潰されていただろう。」


あらためて森羅万象2号の

凄まじさを、知る2人であった。

そして船が動き出そうと思った

その時に海中から声をかけるものが

いた。海面に姿を現したのはなんと

ニュウンペイという

海の精霊の一種であり森羅万象

2号の周りを取り囲む。そして

こう言ってきた。


(お尋ねします。あなた方が

あの悪辣非道な

エイトブラスドタクルを、

倒したのですか?。)


そう聞いてきたのでミスミ隊長が

ヒビカに乗りニュウンペイの

そばまで行く。そして優しく

穏やかな話し方でこういう。


「あの化け物は我々の船に

乗っている人間達を、

襲って食べようとした。なので

退治した。我々を、襲ったり

しなければ攻撃などしなかった。」


ニュウンペイ達にそう説明する。

するとニュウンペイ達はこう

言ってきた。


(あなた方は命の恩人であり

私たちにとっては英雄です。

私たちもあのエイトブラスド

タクルに襲われて仲間が

どんどん減っていきました。

私たちは精霊の一種ですが

肉体がありあの化け物に

狙われていたのです。

本当にありがとうございます。)


約1000名程森羅万象2号の

周りに集まり感謝の言葉を、

述べている。

そしてお礼がしたいと言ってきた。

ニュウンペイ達はこんな提案を、

してきた。


(私たちの加護の一つに水中抵抗

無効という加護がございます。

この船にかければ今までより

かなり早く進めるでしょう。

お礼もせずこのまま行かせる

のはわが一族の恥

お願いします。)


そう言って来た。船が早くなる

加護ならばと

エクスプロウラは小型船に乗り

ニュウンペイの元に行き


「ぜひお願いします。こちらこそ

礼を、いいます。」


だが森羅万象2号は巨大である故

ニュウンペイ全員で加護を、

かけていく。

巨大故に加護を、

かけ終わるのに約1日近く

かかってしまう。

だがニュウンペイ達は満足した

顔していた。












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