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43/60

その43

出港して約1週間程してとある島を

通過していた。島の名は

ガンジュマルケ大陸で大きさは

エクスプロウラこと信濃宮司がいた

世界の四国より

ちょっと小さい大陸である。

大きな島といっても

いいだろう。時期的にその島では

汽水の湿地帯に生える

マスンジャヌケ草という花の時期で

あった。とても美しい花を、

咲かせるが実は毒があり別名

葬送草ともいわれているが食べたり

しないなら問題はなく触っても

大丈夫という事もあり

ガンジュマル大陸では観光資源として

宣伝していた。そしてそれを、

知っていたハヤブサ隊長が


「たまには花見としゃれこんでも

良いのではないですか?

どうでしょう国王陛下。」


ハヤブサ隊長がこう提案してきた。

国王陛下も王妃も花見は大好きで

ある。なので島近くで

マスンジャヌケ草が良く見える場所に

森羅万象2号で向かう事にした。

バラストタンク排水してなるべく

浅瀬まで近寄る。その後に

フロッグマン1号で国王陛下を、

乗せて上陸する。他の人々は

船400隻あるのでそれに乗船

して上陸し花見を、楽しむ事に

した。花見を、していたら

逃げる一組の男女がいた。

その後を、追いかける大勢の

男たちは


「待つんだ。スニーカお前が生贄に

ならないと俺たちに災いが

起こるんだ。おとなしく生贄に

なってくれ。」


そう叫ぶ男たちに対してスニーカと

いう女性は


「いやです。私には結婚を約束した

ソウリがいます。見逃してください。」


必死に逃げるスニーカだが逃げた先は

崖で逃げ場はない。

覚悟を決めて海に飛び込もうと

した瞬間にハヤブサ隊長が

とっさに一組の男女と

男たちの間に入った。そして声を、

出して言う。


「私はオキナウン島のレッド

ドラゴンライダー隊長のハヤブサと

いう。生贄とかずいぶん物騒なこと

言っていたが何故生贄が

必要なのだ?。」


生贄と言う事はこの女性の死を、

意味する。オキナウン島では生贄と

言う儀式は固く禁じられていたから

とっさに動いてしまった。

そして理由を、聞くことにすると

ガンジュマルケ大陸の男達が

こう言う。


「最近不漁続きで魚が取れず

困っています。

そうしたら村長の夢枕に巨大な竜が

現れ娘を、1人生贄に出せば豊漁に

なるだろう。

だが娘を、差し出さなかったら

災いを、起こす。

夢でない証にこの深海サンゴを、

置いて行く。今年15才になる

娘を、絶望岬に置くのだ。」


男達の中にいた村長のヘイザエンが

そう話した。もう1週間ろくに

食べ物口にしてなくこのままでは

飢え死にしかない。

今年15才になる娘はスニーカしか

おらず止むなく生贄にしようと

する事にしたらしい。


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