その41。
クロダイヤマグロは魚だが肉質は
どちらかというと肉に近い。
信濃宮司ことエクスプロウラがいた
世界の牛肉にかなり似ている。
なので獣医に相談したらまあ
問題ないという事で最初に
シュウタとタンドラに味見して
もらう事にした。
食べてもらったら二匹とも
「美味いです。もっとください。」
そういうので生まれた子供にも
上げることにした。
お皿に一口サイズの大きさに
切ってから出すと
最初においを、嗅いだら
物凄い勢いで食べ始めた。
あっという間に食べたと思ったら
ピギャーピギャーと大騒ぎ
しだした。どうやらもっと
食べたいと言ってるらしく
追加で大皿5枚分の
クロダイヤマグロを平らげて
しまった。食べた後は母親の
所に行ったあと足元でコテンと
倒れるように寝てしまった。
よだれたらしながらすやすや
寝息を、立てている。
思わずみんなで
「か、可愛い。天使だ。」
みんなで顔ほころばせていた。
フィア王女はシュウタと
タンドラに
「今日はこの船で泊り明日の朝
戻ればいいのではないですか?
食事も用意できてますしそうして
行けばよいではないですか?」
シュウタとタンドラにそういうと
フォレストグリフォンの長の
シュウタは仲間に対して
「友が食事の用意があるという。
断ったら失礼に当たる。
今夜ここに泊まり明日帰る事に
する。わが子もいるしな。」
それに賛同するフォレスト
グリフォン達は
「長よ。我々はどこで寝たら
よいのか?」
それに対してエクスプロウラは
「3番甲板が一番広く屋根も
あるのでそこでどうでしょう。」
そう言って案内することにした。
2番甲板はレッドドラゴン達の
寝床になっているが
3番甲板なら問題ないので
そちらに案内する。
1番甲板から昇降用魔導
エレベーターで第3甲板まで
降りてもらう。その後
漁師たちが船出して海洋動物を、
取ってくる。
今回取れたのはウミシシウオと
ウミブウタンである。
ウミシシウオは牙があり獰猛だが
ベテラン漁師にはたやすい獲物で
赤身で油が少ない。
ウミブウタンは背中が青く腹は白い。
泳ぐのが遅く海に漂って
プランクトンを、食べているが
身がピンク色でさっぱりした
味である。獲れた獲物は手早く
解体されて夕方にフォレスト
グリフォン達に提供された。
グリフォン達は皆満足していた。
そして
「フィア様エクスプロウラ様
ありがとうございます。」
そう礼を言ってきた。そして夜も
更けてきたので
みんなで眠ることにした。
なお森羅万象2号は
重力アンカーで固定されており
動くことはない。
そして夜が終わり夜明けが来た。




