その33。
王子と王女の前だと言うのにまだ
新婚さながらの国王陛下夫妻で
ある。そして重症患者を、筆頭に
薬が配給されて行く。
ハヤブサ隊長も協力して配布して
行く。配り終えた頃に大臣に
そろそろ私は戻りますと伝えると
大臣が手紙を、持ってきた。
「ハヤブサ隊長この手紙
チュラ・カウント・レイモンド
陛下に渡して欲しいのです。
今回の御礼を、したい。なので
我が国にフアカリ大陸の
コンゴニスウ国に
ぜひ寄って欲しいのです。」
そう言って手紙を、持たされた
ハヤブサ隊長は森羅万象2号に
帰還することにした。帰りは
ゆっくり帰ろうといったがやはり
飛行速度は速い。半日で帰還した
あとにもらった手紙を、国王陛下に
渡す。国王陛下は
「信濃殿寄り道したいのだが
良いかのう。」
国王陛下の進言に信濃宮司は
一つ返事で
「了解しました。ではフアカリ
大陸のコンゴニウス国に
向かいます。」
手持ちのタブレットに情報
打ち込むと船はフアカリ大陸に
向かい出した。
夜の甲板で寝転がりながら夜空を、
見る信濃宮司は
「いつ見てもきれいな夜空だなぁ。」
そう思いながら甲板の上で大の字に
なり寝てしまう。そして朝何かに
舐められて起きると
イナヅマに顔舐められまくられて
起きる。その後に顔を、
こすりつけてくる。信濃宮司は
「おはようイナヅマ起こして
くれたんだね。ありがとう。」
頭を、撫でで上げると嬉しそうな
顔していた。そして朝日が昇り
大陸が見えて来た。斥候として
ウォータードラゴンライダーが
出撃して危険が無いか確認して
行く。次に森羅万象2号が
沖合にイカリを、下ろす。その後
信濃宮司が国王陛下用に特別な
船水陸両用船を、作りだし
国王陛下に見せる事にする。
国王陛下には
「国王陛下これは陛下の為に特別に
作りました。水の上だけでなく陸も
走れます。かなり頑丈に出来てます。
乗り心地も良いと思います。」
驚く国王に信濃宮司はこういう。
「操縦は私がします。安心して
ください。」
そういうと国王陛下は安心する。
何しろあの巨大な船を、自分の
手足のように操る操船技術を、
見ているからである。こうして
森羅万象2号から発進した
水陸両用車はフアカリ大陸の
コンゴニスウ国に向かう事に
なった。もちろんレッド
ドラゴンライダー達も護衛に着く。
白波蹴立てて
水陸両用車は向かう。その時船に
名前つけなきゃと思い思い
ついたのが
「この船の名前フロッグマン
1号にするかな。」
カエルは水の中でも陸上でも
行けるので思いついてしまった。
国王陛下に船の名前はと
聞かれたのでとっさに
思い付いたのは内緒である。




