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29/60

その29。

こうしてダイダルホエ―ルに

ついていた寄生虫を取り除き

マッサージ?までして

なおかつ非常に希少価値が高い

シエンリュウザンエンコウまで

大量に手に入りネオエリクサーを

作りまくったカンデサルタは満足な

寝顔をして寝ていた。

ダイダルホエールがいた場所から

約1週間過ぎた辺りの海域で

魔導通信を受信する。

通信内容は


「誰でもいい。この通信が

聞こえたら返事して欲しい。

こちらはフアカリ大陸の

コンゴニスウ国という。

頼む誰でもいいから

返事してくれ。」


通信内容からするとかなり

切羽詰まった状況であるのは

間違いない。国王に報告すると

直接返事をすると言ってきた。

国王は


「こちらはオキナウン島から

ハウワイアン島に

向かう者で名は

チュラ・カウント・レイモンドと

いう。何やらかなり切羽詰まった

状況のようだが

理由を聞かせてくれまいか?」


それに対してこう返事が来た。


「私はフアカリ大陸の

コンゴニスウ国の大臣で

ニギア・アフェイリカと

いいます。もしかしてレイモンド

国王陛下であらせられますか?」


それに対して国王はその通りと

答える。すると

ニギア・アフェイリカは


「確かオキナウン島は沈んだと

聞きました。国王陛下は逃げれた

のですか?」


それに対してこう答える。


「実は我々が信仰する神

ヘルバス様から神託があり

異世界から救世主が

来るというお告げを、受けました。

そしてその者が作った船で

私を含めた島民全員誰一人として

欠けることなく脱出できたのです。」


そう答えると

ニギア・アフェイリカは


「なんという幸運ヘルパス様には

感謝しかないですな。」


そう返事が来るが国王陛下は


「何やら困りごとが起きてる

ようじゃが如何されたのじゃ?」


そう聞くとフアカリ大陸の

コンゴニスウ国で

最悪な疫病エイボラタリョウ熱が

発病し国民の約9割が感染して

おり国自体が全滅の危機に

陥ってるらしい。しかも特効薬と

いわれるネオエリクサーは

非常に高価で数が少ない。仮に

半分水に薄めても効果はあるが

それでも人口が約3万人治すと

するとネオエリクサーが

約1万5千本はいる。

金額は天井知らずの値段に

なるだろう。

だから魔導通信機を、使い各国に

要請していたのである。だが

各国からは良い返事は

もらえなかった。希少価値が高く

素材そのものが手に入りにくい

からである。

だから数があまりない。

支援したくても渡せ無いのが

現実であった。それを、聞いた

国王陛下は


「ならば支援しましょう。

困った者がいたなら助けの手を、

差し伸べるのは人として当たり前

安心してくだされ。」







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