その26。
速力が落ちる問題は解決した。
だがこの先に何が待ち受けるか
予想が出来ない。海図から怪しい
危険な地帯と言う事しか分からない。
森羅万象2号がウツボザキ海域に
突入した当たりで船に強い衝撃を、
感じた。思わず
「座礁か?もしくは暗礁に
乗り上げたか?」
慌てる信濃宮司だかそれは違う事が
分かる。なんと巨大な白いクジラが
森羅万象2号に体当たりしていた。
いや体当たりと言うか何か
身体を、船にこすりつけている様な
感じである。早速ミスミがヒビカに
乗り巨大な白いクジラの元に行く。
ある程度の距離から念話で
話しかけてみる。
「私はオキナウン島から来た
ミスミと言う。何故この船に
身体をこすりつけるのだ。
理由を、知りたい。」
すると巨大なクジラは念話で
こう言う。
「念話が出来る人間か?私は
ダイタルホエ―ルの長を、している
モビリティーと言う。実は身体が
痒くてな身体を、こすって
いたのだ。浮遊する障害物かと
思ったのだが船とは分からなかった。
大きな船じゃのう。」
ミスミは笑ってしまった。害を、
するわけでなく
ただかゆいから森羅万象2号を、
使い身体を、こすりつけていた
だけであった。船に戻り
信濃宮司に伝える。
「理由が分かりました。どうやら
この船使い身体を、かいていた
そうです。」
身体がかゆい。もしかしたら
寄生虫が表面にいるのかもしれない。
信濃宮司はふと思った。
弱い衝撃波なら寄生虫だけ排除
出来るのでは?
と思いミスミに聞いて見た。
「ミスミ隊長もしかしたらその
クジラに寄生虫着いてるかも
しれない。調査してくれないか?」
こうしてダイダラホエ―ルの長の
身辺調査を、する事になった。
ウォータードラゴン部隊は
調査に乗り出した。念話で
モビリティ―の何処が
かゆいか聞くとこう答えた。
「背中が痒くてな見てくれないか?」
すると背中には人間の拳程の虫が
びっしり着いていた。
槍で剥がして見ると赤い血が出て来る。
1匹捕まえて持ち帰りして学者に
見せると
「こいつは吸血部隊虫ですね。
相手を、殺さない様に加減して
血を、吸います。
しかも群体で襲います。しかも
吸われる方は痒くて仕方ないのです。」
1匹づつ剥がすのは面倒だし
無理矢理剥がせはモビリティ―の
背中が傷だらけになる。
どうしたものか考えるミスミに
信濃宮司が提案する。
「出力弱めたバルバス・バウの
衝撃波使えば寄生虫だけ
殺せるんじゃないかな?」
衝撃波なら確かに寄生虫だけ
殺せるかも知れない。
試して見るかとミスミが再び水中に
いるモビリティ―に念話で聞いて
見る。すると
「このかゆみ何とかなるなら頼む。」




