その16。
ソウダァは俺の爺ちゃんだと
答えるヒビカに対して
クラ―ケンの王ケンガサキは
こう言う。
(お主がソウダァの孫か?
立派になったのう。わしと
ソウダァは大昔3日間戦い
決着がつかなかった。その後
お互いを、認め合い
戦友の誓いを、立てたのじゃ。
奴は元気にしておるか?)
それに対してヒビカは悲しい
顔でこう言った。
(爺ちゃんは、俺が小さい
ころに竜反病にかかり
亡くなったんだ。)
そういうとケンガサキは
悲しそうに念話で
(そうか奴は逝ったか。
あいつも病魔には勝てなかったか。
残念じゃのう。)
悲しい雰囲気で念話をする。
そして今の主のミナミにこの
クラーケンはクラーケンの王で
ケンガサキという名だという
事を念話で知らせる。
驚いたのは隊長のミナミである。
念話で攻撃中止の指令を出す。
するとクラーケンが話しかける。
(わしは巨大な船が来たから
この海域の生物の全てを、
根こそぎ取るのかと思った。
だが違うのだな。)
それに対してミナミが念話で
話しかける。
「海の王ケンガサキ様私は
ウォータ―ドラゴンライダー
隊長のミナミと言います。
実は私たちが
住んでいた島が沈んでしまい
新たな新天地に向け移動している
途中なのです。確かに海の幸は
取りました。ですが根こそぎ取る
とかはしないです。食べるだけ
取ります。どうか通して
いただけますか?」
そう願い出た。するとクラ―ケンの
王ケンガサキがこう言って来た。
(ならば頼みがある。この先の
海域が地震により海底が隆起して
小島が出来て潮の流れが
おかしくなり他の生物達が
難儀している。なんとか
ならぬか?あと食べる分
取るなら問題はない。)
ケンガサキがそう言って
来たのでウォータ―ドラゴン
ライダーは全員
帰還して信濃宮司に報告すると
こう提案した。
「ミナミ殿ならこの船にある
艦首衝撃波を、使えば破壊
出来ます。通行許可と海の幸の
所得許可してくれた。
あと困っているなら助けるのは
当たり前でしょう。
そうお伝え下さい。」
困っている者がいたら相手が
何だろうがほっておけない
信濃宮司である。ミナミに
そう返事して下さいと言うと
甲板に立ち念話で伝える。
そうしたらケンガサキが
(場所は案内する。着いて
きてくれ。)
クラ―ケンが泳ぎ出したので
その後を付いて行く森羅万象2号は
上手く破壊出来るのだろうか?
多少遠回りになるが助けなきゃ
駄目だと思いながら向かう
事にした。




