その12。
こうして出航して約1か月したら
問題が発生した。暇になって
しまったのである。
農家は畑が耕したいと言うし
漁師は魚取りしたいと言う。
畑は無理だが鉢植えなら
可能と思い近くの島により土を、
取って来る。そして土魔法の
使い手に頼み巨大な植木鉢を、
作ってもらう。植木鉢とは
言っても縦長さ約300m
横200mの巨大な
植木鉢である。
場所は第三甲板最後部に
設置した。
取り敢えず農家の人々は塩害に
強い作物を育てる。作物は
オシアダイコンにエンカブ
後はシアサツマイモや
エンタトマトやシオナスなど
海水に浸っても枯れない
作物である。後はウォータ―
ジェットドラゴンの水槽の1部
使い海藻ならぬソルトモルトと
言う汽水域に生える
植物でなんと酒作りに
欠かせないと言う。育て始めたら
どうやら成長が非常に早い事が
分かった。どうやら
ドラゴンの排泄物が良い肥やしに
なったようだ。ならばと
第三甲板の畑にはレッド
ドラゴンの糞を、堆肥に
したら野菜類がまあ育ちが
早い事が判明した。
遮るものがない洋上と適度な
潮風に堆肥の効果なのか
約2週間で収穫出来た。
この後野菜類たべたら
島で作る野菜類より美味いと
評判になる。国王陛下にも
献上されて陛下も
「これは美味い。毎日でも
食べたい位じゃ。」
まさか船の上で畑が出来るとは
当初は半信半疑だったが
森羅万象2号の大きさなら
出来ても不思議ではない。
まあ小さな畑だけど
農作業が出来て農家達は鬱憤は、
晴れたようだ。
なお姥枝下桜の苗木達はやはり
植木農家が大切に世話していた。
そして出港して約1か月過ぎた
辺りでトウムラシ島の近くを、
通過した後に畑に何やら
見慣れない植物が生えてる。
調べたらウシオタンポポと
判明した。どうやら風に
乗って来たらしい?
ウシオタンポポは
根が薬用になり葉は煮て
食べると美味しいので
育てる事にした。
だか畑が大きくないので
収穫したら次の野菜育てて
収穫する事にした。
連作障害防ぐ意味もあったが
やたら野菜が巨大化して
しまうので
農作業は大変である。だが
皆満足した顔で収穫していた。
特にウシオタンポポの
巨大化が著しく2人で収穫
しないと無理な位巨大化していた。
勿論種取ることも忘れない。
マジックバックに入れた食料と
取れた野菜で食料事情は豊かに
なって行った。次は漁師達の願いを、
聞く番になる。どうしようかなと
考える信濃宮司であった。




