三十九 彰子、ついに笑う
帝が彰子に「お前の御殿は、いつの間にか面白い」と言う。彰子は初めて、はっきり笑う。その笑顔は定子のように華やかではないが、帝には深く残る。定子方の女房たちは焦る。彰子は「笑顔は見せ札。切る時を誤れば安くなる」と内心で呟く。
笑顔は、無料ではありません。
前世でそんなことを言ったら、たぶん性格が悪いと思われたでしょう。
でも、これは本当です。そして、職場でいつも笑っている人は、軽く扱われることがあります。
何を頼んでも笑って引き受けてくれると思われる。怒っても本気にされない。断っても「またまた」と流される。
逆に、普段まったく笑わない人が一度だけ笑うと、それだけで場が動きます。
「あの人が笑った」
「今のは本当に嬉しかったんだ」
「珍しいものを見た」
笑顔は、見せ札です。切る時を誤れば安くなります。切らなさすぎれば怖がられる。切るべき時に切れば、言葉より強く残ります。
もちろん、前世の私はそこまで計算して笑っていたわけではありません。でも、仕事で疲れている時に、無理に笑顔を貼り付けるのは苦手でした。結果として「冷静」「怖い」「何を考えているか分からない」と言われました。
そして今世。私は、中宮彰子です。若くして入内し、定子様という眩しすぎる先達と比べられ、父の道長には期待され、女房たちには様子をうかがわれ、帝にはどこか遠く見られています。
宮中でのあだ名は「石の中宮」。口数が少ない。表情が動かない。幼い。面白みがない。定子様のような華がない。
はい。知っています。自覚もあります。
けれど、石には石の仕事があります。流されない。沈まない。踏まれても割れない。時間をかけて熱を持つ。
そして、磨けば光る。
……自分で言うと少し恥ずかしいので、これは心の中だけにしました。
その日の藤壺は、静かに賑わっていました。
静かに賑わう、という言い方は矛盾しているようですが、藤壺では成立します。女房たちは騒ぎすぎない。けれど、それぞれがよく動いています。
春枝は紙箱の中身を入れ替え、紫式部の草稿用と朗読会用を分けています。有子は写本流出事件以降さらに細かくなった受け渡し記録を整えています。
常盤は出入口付近で、今日どの御殿の女房が近くを通ったかを把握している。菅原の君は感想札を分類しながら、ときどき自分の書いた感想に再び胸を痛めている。
若菜は香炉の灰をならし、澄子は灯の高さを調整しています。小少将は几帳の色を、今日読む場面の空気に合わせて少しだけ落ち着かせました。
赤染衛門は、いつものように全体を見ながら、必要なところにだけ言葉を置いている。そして紫式部は、筆を持っていました。写本流出事件の後、一度止まった筆が戻っています。それだけで、藤壺には新しい芯が通ったようでした。
草稿はまだ途中。物語はまだ続く。登場人物たちは、相変わらず恋をし、迷い、傷つき、文を返したり返さなかったりしている。前世なら、読者がコメント欄で荒れているところです。いえ、宮中にも実質コメント欄はあります。感想札です。しかも手書き。逃げられません。
「姫様」
菅原の君が感想札を手に、真剣な顔で言いました。
「この方、男君を全面的に擁護しておられます」
「そうですか」
「納得できません」
「感想は自由です」
「ですが、この場面で女君の苦しみを見ずに男君だけを哀れむのは、いかがなものかと」
「感想への感想も記録しましょうか」
「よろしいのですか?」
「冗談です」
菅原の君は少し残念そうでした。そこへ常盤が入ってきました。
「帝がお越しにございます」
藤壺の空気が、すっと整います。もう、以前のように慌てる者はいません。
帝が物語の続きを気にして、藤壺を訪れることが増えています。最初の頃は女房たちも緊張で手元を乱していましたが、今は違います。
澄子が灯をわずかに調整する。若菜が香を控えめにする。春枝が余分な紙を下げる。有子が御前反応控えを準備する。
菅原の君は感想札を隠す。常盤は出入口へ戻る。赤染衛門が私のそばへ控える。紫式部は、少し離れて草稿を整える。静かな連携。
よし。社内運用が、定着している。
……違う。
御殿内の仕組みが、整いました。
帝がいらした。今日の帝は、どこか気がゆるんでいるように見えました。もちろん公務の重さをすべて外に置いてきた、というほどではありません。そんな簡単な立場ではない。
けれど、藤壺へ来るときの帝には、最近、少しだけ違う表情があります。判断する顔ではなく、聞く顔。求める顔ではなく、待つ顔。主上として場を支配する顔ではなく、一人の読者として続きを気にする顔。
私は頭を下げた。
「ようこそお越しくださいました」
「うむ」
帝は座られ、まず庭の話をされた。
季節は移ろい、風の匂いが少し変わっている。花の盛りは過ぎ、緑の色が濃くなり始めていた。小少将がそれに合わせた几帳を選んでいたことに、帝は気づかれた。
「今日の几帳は、少し色が沈んでいるな」
小少将が緊張しながら答えます。
「本日読まれます場面に、あまり明るすぎぬ色が合うかと存じまして」
「場面に合わせるのか」
「はい」
帝は少し面白そうにされた。
「草子だけでなく、御殿ごと読む支度をしているのだな」
その一言に、小少将の顔が明るくなった。よかった。ちゃんと見てもらえた。次に帝は香に気づかれた。
「香も、いつもより薄い」
若菜が小さく頭を下げました。
「物語の邪魔になりませぬように」
「香が邪魔をすることもあるのか」
若菜は少し戸惑いながらも答えます。
「はい。強すぎる香は、言葉の香を隠してしまいます」
帝は静かに笑われた。
「言葉の香か。面白いことを言う」
若菜は耳まで赤くなった。藤壺の女房たちが、内心で小さく湧いたのが分かります。帝は、次に春枝の紙箱を見た。
「また紙が増えたのか」
春枝は嬉しそうに、しかし必死に抑えた声で言いました。
「用途ごとに分けております。草稿、朗読用、控え、感想札、御前反応控え……」
「ずいぶん多いな」
「紙は、役目に応じて選ぶべきものにございます」
「ふむ」
帝は感心したように頷かれた。
「紙にも役目がある」
春枝はもう泣きそうでした。
泣くな。紙箱を抱えるな。
今は御前です。有子は記録を取りながら、少しだけ誇らしそうだった。
常盤は出入口で、これを外へどう伝えれば効果的か考えている顔をしています。
考えなくていい。いや、少しは考えてもいい。でも、流しすぎないでほしい。
そして、朗読が始まりました。紫式部の草稿は、前よりも深くなっています。流出事件の傷は、文から消えていません。むしろ、言葉の底に影を足しています。
人は、軽く扱われた痛みを知ると、他者の痛みにも敏感になります。勝手に見られ、笑われた経験は、女君の沈黙や恥、文を出す怖さに別の重みを与えていました。
紫式部は、それを直接は書きません。けれど、行間に滲みます。赤染衛門の声が、その滲みを急がずに拾っていきます。
男君が文を送る。女君は受け取る。返そうとして、返せない。言葉にすれば、心が相手の手に渡る。言葉にしなければ、誤解が生まれる。その狭間にある沈黙。
帝は、じっと聞いていました。
菅原の君は、今日も扇を握りしめている。春枝は紙箱から少し距離を置かされている。若菜は香炉の灰を見て心を落ち着かせている。
澄子は灯を見守っている。小少将は几帳の陰影に気を配っている。有子は帝の反応を記録するため、筆を浮かせたまま待っている。常盤は、扉の外の気配を見ている。
朗読が終わりました。
藤壺に、深い沈黙が落ちます。この沈黙が、最近の藤壺の強みになっています。すぐに感想を言わない。すぐに笑わない。すぐに結論を出さない。言葉が胸に沈むまで待つ。
やがて帝が言いました。
「……返さぬ文にも、これほど心があるのだな」
有子の筆が走る。帝は続けます。
「返事がないというだけで、男は己が拒まれたと思う。だが、女の方にも、返せぬ理由がある。返せば失うものもある」
紫式部は深く頭を下げました。帝はその姿を見て、少し笑われた。
「この御殿は、いつの間にか面白い」
その言葉が、藤壺に静かに落ちました。それは、定子様の御前に向けられるような、華やかな賛辞ではありません。「見事だ」「華やかだ」と場の輝きを褒める言葉でもない。
けれど、その一言には、私たちが積み重ねてきたものすべてが含まれていました。
紙を整える者がいる。香を調える者がいる。灯を見守る者がいる。物語を書く者がいる。そして、それを支える者がいる。
誰か一人ではなく、藤壺という場全体が、いつの間にか面白くなっていた。だからこそ、その言葉は、私の胸にも深く届きました。
思えば、最初の私は「石の中宮」と呼ばれていました。何を考えているか分からない。笑わない。幼い。地味。定子様と比べれば、何もない。藤壺もまた、静かすぎる御殿、華のない御殿と見られていました。
その私たちを見て、帝は「面白い」と言ってくださったのです。その一言で、胸の奥に積もっていたものが、ふっとほどけました。
気づけば私は、笑っていました。
はっきりと。自分でも分かるほど、自然な笑みでした。口元だけを少し動かす笑みではありません。礼儀としての微笑でもない。相手を安心させるための薄い笑顔でもない。ただ嬉しくて、笑いました。
藤壺の空気が、ぴたりと止まりました。
赤染衛門の筆が一瞬だけ止まる。菅原の君が息を呑む。春枝が紙箱を抱えかける。有子の目が丸くなる。常盤の顔が「これは歴史的事件です」と叫んでいます。
若菜は灰をならす手を止め、澄子は灯を見たまま固まった。小少将は、几帳の陰から顔を上げた。紫式部は、静かにこちらを見ていました。
帝も、少し驚かれたようだった。そして、何も言わずに私を見た。
――しまった。
そう思いました。もちろん、失敗したという意味ではありません。
私はこれまで、笑顔を惜しんできました。軽々しく笑えば、軽く扱われる。定子様のような華やかな笑みができないのなら、中途半端な笑顔は、かえって弱みにしかならない。そう思っていました。
でも今の笑顔は、弱みではありません。積み重ねの末に出たものです。
帝が藤壺を面白いと言った。女房たちの働きが届いた。紫式部の物語が届いた。私たちの静かな場作りが、ようやく形になった。その瞬間に出た笑顔なら、安くはありません。
帝は、しばらく私を見た後、ゆっくりと言われた。
「彰子は、そのように笑うのだな」
藤壺がさらに静かになった。私は少しだけ視線を伏せた。
「……恐れ入ります」
「いや」
帝の声は穏やかだった。
「よい」
その一言は短かった。けれど、深く残る言葉でした。
定子様の笑顔は、きっと花が開くようなのでしょう。場を明るくし、周囲を惹きつけ、一瞬で人々の視線を集める。そして清少納言なら、その笑顔を鮮やかな一文で書き留めるに違いありません。
私の笑顔は、そうではありません。華やかではない。人を一瞬で酔わせるものでもない。誰もが振り返る太陽でもない。けれど、帝の目には、静かに残りました。それで十分でした。
いえ、十分すぎました。帝が退出された後、藤壺は爆発しました。静かな爆発です。赤染衛門がいるので、騒ぎすぎないよう皆が必死に抑えています。でも、圧がすごい。
「姫様!」
最初に耐えられなくなったのは菅原の君でした。
「お笑いになりました!」
「人聞きが悪いです。私も人なので笑います」
「はっきりと!」
「そこを強調しないでください」
春枝は紙箱を抱えていた。
「記録用の紙を……いえ、この出来事にふさわしい紙を……」
「紙で封じ込めようとしない」
有子は真剣でした。
「御前反応控えに記載してもよろしいでしょうか」
「しなくていいです」
「しかし、帝が『そのように笑うのだな』とおっしゃったのは重要な御発言かと」
「重要ですが、書かれると恥ずかしいです」
赤染衛門が静かに言った。
「姫様、記録は必要です」
「衛門まで」
「ただし、表現は雅に控えめにいたします」
「どう書くのですか」
「『御前にて、中宮様御気色やわらぎ、帝御心に留め給ふ』」
「……恥ずかしさが減ったようで増えています」
「これ以上は削れません」
常盤は、目を輝かせていた。
「これは定子方に伝わります」
「伝えなくていいです」
「伝えずとも伝わります」
「それはそう」
「帝が姫様の笑顔を御覧になり、『よい』とおっしゃった。これは、かなり効きます」
「何に」
「定子方に」
常盤の言う通りでした。翌日には、宮中に広がっていました。帝が藤壺で物語を聞いたこと。藤壺を「いつの間にか面白い」と評したこと。
そしてその時、中宮がはっきり笑ったこと。帝がそれを深く御覧になったこと。定子方の女房たちは、焦りました。
「中宮様が笑ったそうですわ」
「まさか。あの石のような方が?」
「帝がたいそう御心に留められたとか」
「笑顔など、定子様には及びませんでしょう」
「でも、珍しいものほど印象に残りますもの」
「藤壺は近頃、物語といい、妙に人を集めますわね」
「清少納言様の一言があれば、そんなもの」
その「そんなもの」に、以前ほどの余裕はありませんでした。もちろん定子方はまだ強い。定子様の華やかさは、簡単には揺らぎません。
清少納言の「をかし」も健在です。その場を明るくし、鋭く切り取り、宮中の話題をさらう力は変わりません。
でも、藤壺は「つまらない御殿」ではなくなりました。そして私は、「笑わない石」ではなくなりました。これは大きい。
イメージは、一度反転すると強い。最初から明るい人が笑っても、いつものことだ。でも、笑わないと思われていた人が笑うと、その意味を人は勝手に考えます。
何があったのか。誰に向けた笑顔なのか。なぜ今なのか。帝はどう思ったのか。勝手に深読みします。宮中は、深読みでできています。私は一人、内心で呟きました。
笑顔は見せ札。切る時を誤れば安くなる。
でも今日は、切るべき時でした。帝の前で。藤壺の成果が認められた瞬間に。女房たちの積み重ねが報われた場で。
この笑顔は、媚びではありません。愛想でもない。定子様の真似でもない。静かに積み上げ、届いた時にだけほどける笑顔。藤壺の笑顔です。
その日の夕刻、紫式部が私の前に来ました。
「姫様」
「はい」
「本日の御笑みは、よろしゅうございました」
「式部まで言いますか」
「はい」
紫式部は淡々としている。
「定子様のような花ではございません」
「知っています」
「ですが、石の間から水が湧くようでございました」
「褒めていますか」
「かなり」
「分かりにくいです」
「私の褒め言葉は、少し暗いので」
「自覚があるならよろしいです」
紫式部は、ほんの少し笑った。
「帝は、お忘れにならぬでしょう」
「そうでしょうか」
「はい」
紫式部は静かに言います。
「人は、いつも咲いている花より、思いがけず開いた花を覚えているものです」
その言葉は、少しだけ胸に残った。私も、帝の「よい」を忘れないだろう。そして、赤染衛門は本当に記録した。
『御前にて、中宮様御気色やわらぎ、帝御心に留め給ふ』
春枝は、その記録用に上質な紙を選んだ。有子は控えを取った。
常盤は外へ漏れすぎない程度に漏らした。
菅原の君は、勝手にこの場面を物語化しかけて止められた。
若菜は香を少しだけ明るくした。澄子は灯をやわらかくした。小少将は翌日の几帳に、ほんの少し春めいた色を入れた。
藤壺は、変わりました。
華やかになったわけではありません。急に定子様の御前のようになったわけでもない。清少納言のような機知が飛び交う御殿になったわけでもありません。
でも、静けさの中に熱がある。沈黙の中に期待がある。物語の続きを待つ人がいる。感想を分かち合う場がある。そして、中宮が笑うこともある。
石の中宮。その呼び名は、もう以前とは違う意味を持ち始めています。冷たい石ではない。何も映さない石でもない。長く水を受け、風に磨かれ、灯を受けて静かに光る石。
私は扇を手に取った。女房たちがこちらを見ます。
「笑顔は、安売りしません」
常盤が真剣に頷いた。
「はい」
「ですが、出すべき時には出します」
菅原の君が胸に手を当てた。
「本日は、出すべき時でございました」
「そうですね」
赤染衛門が筆を構える。
「では、『御気色の扱いに関する覚』を」
「作らなくていいです」
「ですが」
「笑顔まで覚にしない」
赤染衛門は少し残念そうに筆を置きました。危なかった。藤壺は何でも文書化しすぎます。それでも、心の中には記録されました。
帝が言った。
――お前の御殿は、いつの間にか面白い。
私が笑った。
帝が、それを見た。
ただそれだけのこと。
けれど、宮中では、ただそれだけが歴史を動かすことがあります。
定子方には、まだ太陽のような華がある。藤壺にも、ようやく灯が育ちました。そしてその灯に照らされて、石の中宮が初めて、はっきりと笑った。その笑顔は、花のようには咲きませんでした。けれど、帝の胸の奥に、静かに沈みました。
水底に映る月のように。長く、静かに残る光として。
〜 出典 〜
『源氏物語』絵合せ
…いとしげう渡らせ給ひて、ありしよりけに御思ひまされるを、権中納言、聞き給ひて、あくまでかどかどしく今めき給へる御心にて、「われ人に劣りなむや」と思しはげみて…
テスト用訳文:冷泉帝(13歳)が絵の上手な斎宮の女御(22歳)に夢中になり、足繁く通い始めたことで、ライバル関係にある権中納言(元の頭中将=弘徽殿の女御の父)が「負けてなるものか!」と対抗意識を燃やし始める
〜 舞台背景 〜
一条天皇(いちじょう てんのう、旧字体: 一條天皇、980年7月15日〈天元3年6月1日〉- 1011年7月25日〈寛弘8年6月22日〉)は、日本の第66代天皇(在位:986年8月1日〈寛和2年6月23日〉- 1011年7月16日〈寛弘8年6月13日〉)。諱は懐仁。円融天皇の第一皇子。母は藤原詮子(藤原兼家娘)。兄弟姉妹はおらず、従兄弟に前帝・花山天皇や次帝・三条天皇などがいる。一条天皇の時代は道隆・道長兄弟のもとで藤原氏の権勢が最盛に達し、皇后・定子に仕える清少納言、中宮・彰子に仕える紫式部・和泉式部らによって平安女流文学が花開いた。天皇自身、文芸に深い関心を示し、『本朝文粋』などに詩文を残している。音楽にも堪能で、笛を能くしたという。また、寒い夜にはわざと御直垂を推し脱いでいた。彰子がそのわけを聞くと、一条は「日本国の人民の寒かるらむに、吾、かくて暖かにてたのしく寝たるが不憫なれば」と答えたとされる。いかにも気配りの効く一条らしい説話だが、実はこの話は中国の孝子伝に原拠を持つものである。出典:wikipedia




