間章 誰も知らない一つの戦い
統治軍と叛乱軍の激突から三日――統治軍の大半は首都へと帰還し、叛乱軍とは別の部隊がテュール川を挟んで向かい合っている状況だ。
一見、大日本帝国が介入してくる前の状況に逆戻りしたように思えるが、あの時とは大きく違う。叛乱軍にはあの時、アルツフェムという退路があったが、先の戦闘によって城塞都市アルツフェムは半壊。最早叛乱軍には退路がなく、しかし、その『退けない』という事実がある種の覚悟となって叛乱軍を包んでいる。
対し、統治軍も条件は変わらない。合衆国アメリカから派遣される視察団。彼らにこの現状を見られた場合、間違いなく統治軍は終わりを告げる。
しかし、士気において統治軍は叛乱軍に大きく劣っている。勝てるはずの戦闘――十万の軍隊を率いた《赤獅子》の敗北、その僚機たる〈ブラッディペイン〉の損傷。それだけでなく、『掃き溜め部隊の隊長』と蔑まれ、しかし、敗北らしい敗北をしてこなかった『本気を出さない天才』が完全な敗北を喫した事実も、統治軍に大きな影響を与えていた。
そのような状況の中、極北の大地と呼ばれるシベリア連邦の更に北。
誰も知らず、知る必要がない場所に、警報が鳴り響いていた。
侵入者。そう告げる警報の音は、しかし、受け取る者がいない。
いや、いないわけではない。いるのにはいるのだ。ただ……受け取らないだけで。
「ふぅむ。未完成だというのにこれとは。これは彼らの鼻が利くことに驚くべきか……それとも、これほどまでに彼らを挑発するものを創り上げた私の腕を誇るべきかな?」
くっく、と仮面の下から笑みを零しながら言うのはドクター・マッドだ。彼は、彼以外の人員が全て逃げ去ったその場所で、ただただ笑っている。
――そこは、異質な場所だった。
硬質なタイルで覆われた壁。周囲に所狭しと並べられた無数の箱型端末。そして何より、ドクターの背後に存在する巨大な円柱型の動力炉。
今の技術力では明らかに実現不可能な設備は――全てが、ロストテクノロジー。
古代にあったとされる黎明の時代に生み出されたものに、違いはなかった。
「――少々、悪ふざけが過ぎたようですね?」
不意に、澄んだ声が響き渡った。同時に、二人分の足音が響き渡る。
ドクターの正面。決して大きくはない扉から現れたのは、二つの人影だった。その姿を認め、ドクターはくくっ、と笑みを零す。
「極東の王と《武神》がわざわざこんなところまでおいでになるとは……もてなしができずに申し訳ない」
「出されたところで何一つ受け取りませんから。お気遣いなく」
応じたのは、蒼い髪の少女だった。その身を白と朱の袴で包み、簪で髪をまとめ上げたその少女は、世界最強国と謳われる大日本帝国の頂点たる《武神》の名を持つ天才――藤堂暁を従え、微笑んでいる。
しかし、その笑みは普段の彼女が浮かべている慈愛に満ちたものや悪戯を思いついた時のような、邪気がないものではない。
――殺意。
敵意すら通り越え、最早わかり合うことなどないという意志をその笑みに浮かべている。
「さて、ドクター。……いえ、〝魔術師〟・マクスウェル博士。二年ぶりという形になりますね?」
「昨日のように思い出せるよ。キミ達との問答、そして戦い……あれは実に、心躍るものだった」
「覚えてもらえていたのなら重畳です。――何故私たちがここへ来たか。わかりますね?」
「くっく……さて、どうしてかね?」
肩を竦め、ドクターは笑う。帝は、ふう、と吐息を零した。
「……この世界は、滅びへと向かっています。黎明の時代に起こったこと、起こってしまったことを……もう二度と、繰り返すわけにはいきません」
「ほう? 何があったというのかね?」
「多少の見識がある方なら、いちいち私が述べる必要もないはずです。特に、ドクター・マクスウェル。『彼の者』の側にいたあなたなら尚更です」
「ふむ。確かにそれはキミの言う通りだが。しかし、キミに何の権利がある?」
首を傾げ、ドクターはやれやれと肩を竦める。そのまま、見給えよ、とドクターは自身の周囲にあるものを示した。
「文明、技術。それらは多くの者たちを救うための術となる。それは今更論ずる必要もない。例えば、農業の技術一つにとってもそうだ。巨大演算装置――ここではキミに合わせてスーパーコンピュータとでも呼んだ方がいいかね? まあ、名称など何でもいいが……それによるシュミレーションを行えば、それだけで生産効率というものは一気に上昇する」
「魅力的な話ですが、実現は不可能な絵空事です。今ここで、『こうした方が効率がいい』などと私たちが述べたところで誰がそれを信じると?」
「ならば証明すればいい。違うかね? 古代遺産、ロストテクノロジー、オーバーテクノロジー……キミ達が否定した――否、違う。否定させた私の研究も、決して不浄なものではなかったはずだがねぇ?」
「見解の相違ですね。そこへ到達するには、人類はあまりにも拙すぎます」
「そうかね? やってみなければわからない……そうだろう? 少なくとも、私は違えんよ」
「……世界の99%は、愚か者で構成されているのです。力や利益の前には、倫理や道徳などというものはどうしようもなくちっぽけなものとなる。それを誰よりも知っているのはあなたではありませんか?」
「キミほどの地獄は見ていないよ、帝殿」
「私の見た景色は地獄ばかりではありません。『人間五十年。下天のうちをくらぶれば、夢幻の如くなり』。十年二十年の悲劇など、私にとっては一瞬に等しいのです。その先に幸いな未来が掴めるのであれば、尚更それは些細なこと」
「ならば問うが、キミは『未来』などという不確定なもののためにここにある技術を使えば救える全てを否定するというのかね?」
「しますよ。そうしてきましたし、これからもそうしていくつもりです。人類は過ぎた力を持て余す。人にはまだ、これらの力は手にするにおいて早過ぎます」
帝は断言する。救える命を、未来のために犠牲にすると。
そう言い切った上で、そもそも、と帝は言葉を続けた。
「この技術は結局、誰も救いはしません。一部の権力者たちが私腹を肥やすために用いるのみですよ。ドクター、あなたの《名無し》とてそうだったでしょう?」
「それを言われると、反論できないねぇ。だがね、帝殿。私の答えはあの時すでに示したはずだ。それを受け入れられないのであれば、あの時私を殺すべきだった」
「ええ、その通りです。……私は何を躊躇ったのか。世界のために、全てを犠牲にすると誓ったのに」
「あの時にも言ったが、それは大いなる矛盾ではないかね? 一人、キミと同じような矛盾を抱える愚か者を見たことがあるが……その矛盾は、いずれキミの全てを奪う。違うかね?」
「私が果てる時、世界が平穏であったならば……それは私の勝利です。世界に光を、人に希望を、未来に終わりなき平和を。私の理由などそれだけで十分です」
「上から押し付けた平穏や平和など、民草は求めていないと思うのだがねぇ?」
「いつ私が民草の願いに応えると言いましたか? 私は私の理由のために世界を平和にするんですよ。そうしていくのです」
「ほう。それは徹底したエゴイズムだと理解しているかね?」
「エゴイズムは悪ではありません。エゴによって不利益が生まれた時、その行為が悪となるのです。私が求めるものは『世界平和』。これ以上ない全体の利益でしょう?」
「……これはこれは。随分と狂った王様がいたものだねぇ」
ドクターが笑う。そうしてから彼は、ここまで一言も発さないままにいる暁へと視線を向けた。そのまま、肩を竦めて暁に問いかける。
「キミもこの王様と同じ考えを?」
「……語る必要があるか?」
「いやいや、構わんよ。二年前と何も変わらないようだ。無表情のままに『彼』と戦った時と……くっく、キミたちについては本当に興味が尽きんよ」
「俺は貴様に対して興味がない。ただ、一つだけ言っておく。……人が便利だと思うものには、必ず悪用する術がある。貴様が言うこれらの技術は、確かに人を救える可能性がある。だが実際的には帝が言うように不可能だ。そして同時に、悪用された技術は今まで以上に効率的に人を殺す」
「ほう」
「その先に待つのは滅びだ。そんなものを受け入れるわけにはいかない」
「だが、《武神》であるキミは戦場がなければその存在の意味を失う。世界が平和になった時――キミは、その存在の是非を問われる。違うかね?」
「その時は、自分で自分に始末をつける」
暁は腰の刀へと手を当てると、凛とした表情で言葉を紡いだ。
「人類最後の流血として、《武神》が死ぬ。……それでいい」
「その時は、史上最も多くの流血を引き起こした存在として……私も共に地獄へ参りましょう」
世界の頂点に立つ国家において、更にその頂点に座す二人。その覚悟は、誰かに挫かれるほど軽くはない。
笑みが零れた。ドクターが、心の底から楽しそうに笑っている。
「いいねぇ、実にいい。面白い理想だ。人類最後の流血?――ははっ、気が狂っているのではないかね!?」
「何とでも。正気のままに生き残れるほど――目指すことができるほど、容易い世界ではありませんから」
「くっく、そうか、そうかー―面白い! 成程確かに、そのためには私は邪魔だねぇ!?」
「ご理解いただけたようで何よりです、ドクター。――アキちゃん」
「――――」
帝の呼びかけ。それを受けるのとほぼ同時に、暁は地面を蹴った。一瞬でドクターの傍まで辿り着き、その刀を抜き放つ。木枯程とはいかないが、それでも《武神》。十二分に達人と呼べる錬度の居合が放たれる。
――――!!
しかし、そこで暁は目を見開いた。振り抜いた一撃。ドクターの右側から一切のズレもなく首を斬り飛ばさんと放たれた一閃は、確かにドクターの首を通り過ぎて止まっている。
だが――その刃が、半ばから折れていた。
澄んだ音を立て、折れた刀身が床へと突き刺さる。ドクターが笑みを零した。
「油断、だねぇ?」
「――――ッ!!」
しかし、暁はそこで脚を止めるほど愚かではない。すぐさまもう一本の刀の柄へと手をかけた。
――一閃。
先程の一撃よりも、更に鋭さを増した一撃。それはドクターの左腕を、肩から断ち切った。
普通なら、血が噴き出すような状態だ。しかし、ドクターの左肩からは、何も流れ出ない。
「……成程」
一度後ろへと飛び、後退した暁は刀を構えて帝を守るように立つ。その背後から、暁の呟きを引き継ぐように帝が言葉を紡いだ。
「あなたは、人であることを捨てたのですね?」
「キミが言うのかね?」
ドクターは笑う。暁によって斬り飛ばされた左肩から見えるのは、人が持っているべき骨や肉などではなく。
――機械。
硬質的なそれらが、姿を晒していた。人としての在り方を捨て、別次元の存在へとなった男が、楽しそうに笑う。
「まあ、今日は非常に楽しめたよ。だがまぁ、流石に《武神》を相手に勝つ自信は私にはないのでねぇ。ここは退散させてもらう」
「逃がすとでも?」
「逃げるんだよ。――ヒスイ」
壁が――弾けた。
姿を現したのは、一機の神将騎。《生ける屍》とも呼ばれる、一人の《名無し》が駆る神将騎。
名を、〈クラウン〉。
「キミのところの《女帝》に両腕を破壊されたのだがねぇ。まあ、私にかかれば修復は可能だ。奪われた腕も回収はできていたから、時間もかからなかったのだがね」
言って、ドクターは差し出された〈クラウン〉の右掌の上に乗った。そして、楽しそうに肩を竦める。
「如何に《武神》でも、生身で神将騎とやり合うなどということはできないだろう?」
「そうだな。その通りだ。だが、貴様は何もわかっていない。……俺たちが、無策でここへ来たと思っているのか?」
キンッ、という音が響いた。暁が刀を床へと突き刺した音だ。そのまま、右手を前に突き出す。背後から、帝が静かに言葉を紡いだ。
「ドクター・マクスウェル。あなたは私たちの慈悲を忘れ、この世界を歪ませました。超駆動砲……現れるのは、まだ早い」
「人類の進歩を否定する権利など、人類にありはしない」
「ええ、そうですね。進歩で人類は生きてきたのですから。――だからこそ、ここにいるこの『私』が否定するのです」
そして、帝の言葉に応じるように暁が告げる。
大日本帝国最強の存在である《武神》の相棒であり、同時に最強戦力であるその存在の名を。
日出ずる国に存在する、至高の神を。
「来い……〈大神・天照〉」
直後。
暁と帝の背後の壁を吹き飛ばし、一機の神将騎が姿を現した。
◇ ◇ ◇
現れたのは、朱と白で彩られた神将騎だった。両腰に合わせて四本の刀を装備したその神将騎は、袴を着ているかのような佇まいをしている。朱の下半身と、白の上半身。まるで小袖を通したような両腕。そして何より目を引くのは、背に負った円環だ。
その居住まいは、戦いに赴く者のそれには見えない。むしろ戦士の帰りを待つ姫君のような姿だ。
しかし――これは、間違いなく神将騎である。
それも、暁が現れるまで大日本帝国の誰にも扱えなかった、規格外の神将騎。
「……タイシン……アマテラス……」
ゆっくりと、確かめるようにドクターが呟いた。暁は自身が呼び寄せた〈大神・天照〉へと乗り込み、刀を抜いた。〝天叢雲剣〟――『三種の神器』の一角にある剣と同じ名を持つ、宝剣に等しき刃だ。
「俺の刃から〈クラウン〉如きで逃げられると思うな」
言い放つ。対し、ドクターはやれやれと首を左右に振った。
『成程、これは確かに勝てないだろうねぇ……。だが、忘れてもらっては困る。ここは私の領域だ。脱出の算段など……すでに終えている』
その直後、ドクターと〈クラウン〉の背後にある円柱型の装置が轟音を響かせた。同時に、室内そのものが大きく揺れる。
――暴走!?
円柱型の装置が何であるかを、暁も帝も理解していた。アレは動力炉だ。ここにある装置、その全てを動かすエネルギーを賄うためのものだろう。同じようなものは大日本帝国にもある。
それを、あの男は時限式か何かで暴走するように仕組んでいたのだ。このままでは――ここら一体が消滅する!
「みなも!」
叫び、厳しい表情でドクターを見ている帝へと手を伸ばした。その背後から、ドクターの笑い声が聞こえる。
『また会おうじゃないか、戦場で。今度は問答ではなく、血で血を洗う闘争と行こう。――さあ、それでは幕引きだ』
直後。
閃光と衝撃が、全てを支配した。
◇ ◇ ◇
「……この辺り一帯は、スープ状になってしまいましたねー」
「不覚だった。早急に殺しておくべきだったな」
「まあ、敵であると確定しただけで良しとしましょう。……色々と厄介なことになったようですしね」
「そうだな。それにしても、〈クラウン〉か……性能を見誤っていた」
「『王冠』の名を冠する神将騎。その性能は『防護』に特化している、と。面倒なものです」
帝が頷きながらそんな言葉を口にする。最弱の神将騎――そう呼ばれている〈クラウン〉だが、それはある意味で当然だったのだ。王冠の名を持つその神将騎は、きっと元々が『儀仗兵』として扱われるものだった。
重要な地位にある者たちを『守る』ことに特化した神将騎。それこそ《生ける屍》と呼ばれるのも、その性能故にだろう。損傷することが前提条件として設定されているので、行動不能になりにくいのだ。
攻撃力を犠牲にし、耐久力と守りを固めた……敵を見誤るとは、修行が足りないものである。
「いずれにせよ、ここで出来ることはもうなさそうだな。こうなった以上、あの男も姿を隠すだろう」
「んー、そうでもありませんよ、アキちゃん? トラちゃんに頼まれていたんですが……」
「虎徹さんから?」
「何でも、『是非引き入れたい人物がいる』とか」
唇に人差し指を当てながら、帝がそんなことを口にする。暁は腕を組んで頷いた。
「虎徹さんがそこまで言う相手か……気になるな」
「えっと、名前は確か――」
帝がお言葉を口にしようとしたその瞬間。
――――――――!!
轟音と共に、それが着地した。金色の神将騎。暁も帝もその神将騎がこちらへ向かってきていることは理解していたが、敢えて無視していたのだ。
二人がほとんど同時にそちらを見る。金色の神将騎――〈金剛夜叉〉。そこから降りてきたのは、予測通りの人物だった。
「……間に合わなかったようですね」
白衣ではなく、漆黒の軍服――特注で彼女のためだけに作られた、背に血文字のような紅の文字で『心理』と刻まれたそれを着たその女性は、暁と帝を見ると、そんなことを呟いた。そのまま、スープと化したその場所を見据える。
「随分とまあ、無茶苦茶な状況ですね」
「色々あるんですよ、天音」
「そうですか。特に興味もありませんが……あの男は逃げたのですね?」
「ええ、残念ながら」
帝が頷く。その様子を見てとり、天音は小さくため息を吐いた。
「流石にこれ以上野放しにするのはマズいと思ったのですが……致し方ありませんね。私は去ります。あなた達も、もうシベリアに用はないのではありませんか?」
「まあ、確かに。あなたがいずれ戻ってくると言ってくれた以上、長居する意味はありませんねー」
「…………」
帝が頷く隣で、暁は無言を通している。だが、天音の言うことも尤もだ。今回はドクターの行動に対して二人が動きを取っただけで、本隊はもう中華帝国に入っている。この後、暁と帝の二人も大日本帝国へと帰還するつもりだ。
「ならば、ここでお別れですね。私にも役目があるので、少々忙しいのですよ」
「天音が忙しくしていないところ、見たことがない気がします」
「……暇であると、色々考えてしまいますから」
呟き、天音は二人へと背を向けた。二人の目に映るのは、天音の背に宿る『心理』の文字。
幾度となく、頼もしいと思った背中だ。故に、暁は反射的に呟いていた。
「……あなたは、何を目指している?」
純粋な、本当に純粋な質問だった。出木天音。この女性が目指すものが、暁には見えないのだ。
天音は一度、小さく笑みを零した。そのまま、横顔だけをこちらに向ける。
「面白きことなき世を、面白く。理由はいつだって、それだけでいいのですよ」
いつもと変わらぬ口調で、いつもと変わらぬ言葉を天音は紡いだ。そして、そのまま立ち去って行こうとする。暁は息を吐くだけで、それ以上は何も聞こうとしなかった。
しかし。
不意に、思い出したように帝が天音へと声をかけた。
「そういえば、天音。一つだけ聞いておきたいことが」
「……何ですか?」
「難しいことじゃありません。実は、トラちゃんがどうしても引き入れたい人材が統治軍にいるそうでして。知っているかな、と。知りませんか?」
「その者の名は?」
そして、帝はその名を口にした。
「ソラ・ヤナギ」
というわけで、暁や帝、ドクターの絡みです。
二年前の大戦を含め、色々と秘密が出始めています。
そして、とりあえずシベリア編の後の短編ですが、ご意見ありがとうございます。
今のところ、
『神道木枯の過去話』
『出木天音が《七神将》となった日』
『アルツフェムの虐殺』
『朱里と咲夜の過去』
を予定しています。……もう少し増えるかもですが。
他にも何かあれば、メッセージでもいいのでお願いします。
ではでは、感想、ご意見お待ちしております。
シベリア編は、予定では後二話ほどの予定です。お付き合いいただけると幸いです。
ありがとうございました!!