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異世界ファンタジーゲームに一緒に転生した幼馴染が俺と自分のカップリングにドハマりしている~逆現パロのロールプレイ~  作者: 最近


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5.最悪なデートを君と




 前後左右を確認。誰もいない。

 ここにいるのは俺とレナの二人だけ。

 BGMのないゲーム世界の田舎町はとても静かだ。

 向かい合って、視線が絡み合う。

 俺は静かに口を開いた。


「窃盗やめろ。犯罪だぞ」


 強めの叱責。レナはきょとんとしている。

 さすがに現行犯で逮捕、もといその場で指摘することはためらわれた。

 というか露見するとパーティを組んでる俺も犯罪者としてしょっぴかれるため、罪の意識を覚えつつレナを引っ張っていくしかなかったのだが。


 あまりのことに思わず友人たちを放置しそうになってしまった。慌ただしく『ひとまず今日のところは解散、各自パトロールをこなした後は自主訓練、今後の方針は追って伝える』と言っておいたが、怪しまれなかっただろうか。いや、それより問題はこのアホの手癖の悪さだ。


「私たちの前世、『司祭』と『盗賊』で相性いいのに? 序盤のスリ金策とか鉄板らしいよ? 次はレイくんが盗む方やってよ。均等に熟練度上げよ」


「それはそうだが、そうじゃない」


 俺たちがいるのは人目のない店の裏手だ。

 念のため、周囲をもう一度だけ確認する。

 状況が状況なので、ありもしない視線を感じて怯えてしまう。些細な物音が気になってふと上を見ると、屋根のあたりで何かが動いた気がした。鳥だろうか?

 誰にも聞かれていないはずだが、冷や冷やさせられる。


「なんかふたりっきりになると、デート感が出てどきどきするね。私、こんなに心臓がうるさいの、はじめてかも」


「そっかー、俺も緊張で心臓バクバクだよ。絶対に別の意味で」


 こんなに心臓がうるさいのも、全てこのアホのせいだ。

 声を潜めて先ほどの蛮行を追求している真っ最中だというのに、レナといえば馬耳東風、犯行直後とは思えぬ落ち着きぶり。

 それどころか、己の罪を棚上げして自己正当化を図る始末だ。


「盗賊はスリの成功率高いから効率よくスキルレベル上がるし、司祭は善行に補正かかるから教会に寄付すればカルマ値の収支はプラスになるって攻略サイトに書いてあったよ。メリットが大きいなら犯罪者プレイはアリじゃない? ほら、懲役何年かまでならその期間に稼げるであろう自分の年収と犯罪で稼げる金額を天秤にかけてコスパのいい詐欺とかはアド、みたいな話もあるじゃん? バレなきゃプラスだし」


「闇バイトに騙されるアホみたいな言動やめろ。それ以前にルールを破ってルールを守っている人から奪うのを良しとするな。倫理とか道徳の問題だろ」


「でも緊急避難って考え方もできないかな? そもそも封印が壊れて魔獣が襲ってきたらみんな死んじゃうし、ポーションとかのアイテムは主力の私たちに集約した方がよくない? いわばプレイヤーという特権的立場による徴発だよ。勝手に民家に入ってタンス漁ってもゲームだから罪じゃないよ」


「ゲーム的にはそうだけどさ、いちおう『同期』した時にこの世界の住人としての記憶も流れ込んできたよな? みんな生きてて、一生懸命に稼いだお金だって理解した上で言ってる? そういうのカルマ値の調整とか以前の問題じゃん?」


 ゲームの中でこんなことを言うのは俺の過剰反応という気もする。俺が潔癖すぎるだけなのもわかっている。それでも、彼女のある悪癖が俺を不安にさせた。


「それにお前、ロールプレイはどうしたんだよ。前世が司祭で騎士やってるレナのキャラ的にはあり得ない行動じゃないか? そこを都合よく使い分けるなよ」


「えぇ~、『レナ』ってこのくらいするよ? 『レイ』とみんなの命がかかってるんだから、必死にもなるし手段も選んだりしないよ。追い詰められたら非情なことも人道に悖る行為もなんだってするネクロマンサーだって知ってるでしょ?」


 正論だった。確かにキャラ解釈としては理にかなっている。

 あっちだって記憶の同期は済んでいるはずで、『三島礼奈』としての記憶を共有したからこそ本来なら村が滅ぼされるまで表に出ることのなかった『レナ』の暗い一面が先んじて顔を覗かせた、とすれば矛盾はない。

 う~ん、『レナレイ』のオタクを自認するだけあって、キャラの解釈精度はあっちの方が上っぽいな。あと単純に口で勝てない。


「悪い事ぜんぶ制限すると後々『悪徳の都』とか『闇ギルド』とかのイベントできなくなるじゃん。『レイ』の前世って盗賊だから強化のためには必須なんだけど。私、毎回通って『毒軸暗殺者レイ』で中盤乗り切ってたよ?」


 そもそも犯罪者プレイは『レイ』のためだとレナは語る。

 俺も『レイ』の生存ルートは試したが、本気で戦力化しようと思ったことはなかった。二軍三軍の賑やかしで、汎用ユニットに毛が生えた程度の存在として扱っていただけだ。だがレナは違う。本気で『レナとレイが活躍するストーリー』をゲームの中で繰り広げようとしていた。

 この場合、真剣にこの現実《ゲーム》と向き合っているのはどちらということになるのだろう。なんだか、俺は自分の半端さが嫌になってきた。


「なんでそんなに『正しいこと』にこだわるの?」


 レナは不思議そうな表情だ。

 そういえば、理由を言ったことはなかったかもしれない。

 大したことじゃない。中学に入る前、嫌な思いをしただけの話。

 反動とか代償行為とか適当な理屈で簡単に説明できるのだろう。

 ただ、俺はそのきっかけについて語ろうとは思わなかった。


「別に。ただ少し、心配になっただけだよ」


 前世のことを尋ねかける。俺だって四六時中ずっと一緒だったわけじゃない。

 『俺の見てない所でまたやってないよな?』という問いを呑み込んで押し黙る。

 レナが一番荒れていた、中学生になったばかりの時期を思い出す。


『レナ。言わないでおいてやるから、もうこういうのやめろ』


『うるさい』


 あの頃のレナは今よりずっと暗い表情をしていた。

 友達はいなかったと思う。寝不足とストレスによって顔はむくみ、大人しいというレベルを超えた陰鬱さや必要なやりとりさえ拒むほどの口数の少なさ、過食ぎみだったせいでふっくらとしてきた身体と猫背からくる印象のせいで、周囲から疎まれていたと後から聞いた。

 当時の俺は新しい環境に慣れるので精いっぱいで、クラスの違うレナを構ってやることができなかった。早めにそのことに気付けたのは運が良かっただけだろう。


『二度とやるな。おじさんとおばさんが悲しむだろ』


『悲しめばいいじゃん』


 捨て鉢な口調で目を逸らす幼馴染が知らない誰かになってしまったようで、ぎゅっと胸が締め付けられたことをよく覚えている。

 小学生の頃、レナはよく笑う子供だった。

 普段はすこしぼんやりしていて、話しかけると柔らかく微笑んで、好きな児童書や少し背伸びした難しそうな本、それ以外にも色々なフィクションの話を楽しそうにたくさん喋ってくれる、物知りな女の子。


『レイくんは、私の味方になってくれないの?』


 暗く、怯えたような視線が中学生の俺を射抜いたあの時、呼吸が止まっていたと思う。否定すべきだという理性と、肯定してやりたいという感情がぶつかって、どうすればいいのかわからなくなった。たぶん、一生ぶん迷ったと思う。


『ねえ、一緒にやってよ、悪いこと。防犯カメラないとこで中身だけ抜くの。そしたら入り口でも引っかかんないから。店員さんの動きだけ見ててくれない?』


『駄目だ』


 それが裏切りだったのか、レナのためという偽善だったのか、俺自身の独善でしかなかったのか、今でもよくわからない。

 ただ、俺は自分の心に正直に答えた。

 衝動、欲望、あるいは逃避として。

 弱い、という点で俺はレナと何も変わらない。


『それは正しくない。その積み重ねで閉店する店だってあるんだ。働いてる人や利用している客、全員が困るんだぞ。人を傷つけるな。人の気持ちを考えて行動しろ。それを知った周囲がどう思うかを考えろ。簡単に間違ったことをするな』


 『正しくない』と『間違ったことをしない』はどちらも否定形だ。

 善良さと優しさというのは無価値だと思う。

 マイナスを生み出すことはないが、何のプラスも生み出していない。

 あれはレナに対する答えとしては0点だったと確信している。

 俺は幼稚だったのだろうか。きっとそうなんだと思う。

 たぶんあの頃、俺もレナも似たような歪みを抱えていた。

 あるいは、今もなお。潔癖なまでに正しさに拘っていた俺自身の頑なさを、今でも捨てきれずにいる。

 正しくないことは正さなければならない。

 だが、レナが傷つくようなことも避けたい。

 幼馴染が犯罪に手を染めた以上、俺の望みが両立するはずもなかった。


『そっか。レイくんは、私の味方じゃないんだね』


 俺は悪くなかった。だがあの時、レナにとって正しさなんて無価値だった。

 傷ついた表情と裏切り者を見るような目が、記憶に焼き付いて消えてくれない。

 何が最善の方法かなんて数か月前までランドセルを背負っていた俺にわかるはずもないし、今でも自分の判断に自信がない。


 まともな善人なら『一緒に謝りに行く』とか『親や教師に相談する』みたいな行動を選んだはずだ。そうしなかった時点で、俺もまた正しい人間ではなかった。

 それでも俺は『どうにかしないとまずい』という焦燥感に駆られて行動を起こした。傷つけてしまったレナに償わなければならないと思った。自分は裏切ってなどいないしまだ味方なんだと証明したかった。

 その結果が『あれ』だったのは、いま思い返しても我ながらどうかと思う。

 俺はレナが店の棚から『抜いた』商品を奪って名乗り出た。


『俺が盗みました』


 おかげで『コスメに興味があるけど多感な時期なので言い出せなかった悩める男子中学生が万引きを繰り返していた』という謎のストーリーが構築され、俺は近所のディスカウントストアを出禁となり、警察のお世話になったことで母親に泣かれ父親にひっぱたかれ、学校からは出席停止、外出禁止、課題と反省文の提出、連日の家庭訪問という処分を下される運びとなった。


 正直に白状しよう。想定よりずっときつかった。

 そういう経験がはじめてだったということもある。

 結果として俺は馴染みかけていたクラスの友人を失ったり親とぎくしゃくしたり現代社会では正しくなさ過ぎてとても口には出せないようなあだ名を付けられて孤立したりと散々な目に遭ったが、その甲斐あってレナの愚行はぴたりと止まった。

 罪の重さと具体的に発生する罰の程度を見せつければ思いとどまるだろう、と考えた末の判断で、実際にレナは正しく学習した。恐怖は何よりも強い。


 問題は、これが道徳心を植え付けるやり方ではなかったことだ。

 俺はレナを納得させることができなかった。

 メリットとデメリットを考慮して『割に合うか合わないか』で判断しているのなら、レナが己を律することはないのかもしれない。


「この世界に監視カメラはないから、周囲の視線に気を付けてれば低リスクだよ。『衛兵』『番犬』『狩人』あたりの監視スキルに注意しつつ稼げばおっけ~だって」


 レナの言い分はゲーム的にはまったく正しかった。

 効率を重視するプレイスタイルには見習うべきところもある。

 それはそれとして小さな引っ掛かりを覚えた。

 なんだったか、さっき確認した仲間たちのステータスでドンピシャなのがあった気がする。そうそう、自動生成NPC(むらのともだち)のアネットが職業『狩人』で前世が『番犬』の『監視狙撃ビルド』だったような。いや、流石にもうどこかに移動したと思うけど。


「レナ、お前もしかして、バレても金払えばいいとか思ってる?」


 村などの安全地帯で民間人に攻撃したり盗みが露見した場合、即座に衛兵《ガード》と敵対状態に陥って戦闘になる。この衛兵《ガード》はめちゃめちゃ強い上に倒した後で同じ村に立ち寄るとレベルアップして復活してしまう。もちろん敵対状態は継続したままだ。

 衛兵に敗北した後、刑務所内でしばらく服役するか罰金を支払えば自由になれるのだが、現在の状況でそれは避けたい。


「う~ん、そもそも衛兵って平民じゃない? プレイヤーじゃなくて『レナ』なら許されるとかないかなあ。ダメでも村から離れればいいかなって。ほら、しばらく逃げてれば追いかけてこなくなるじゃない?」


「もう村に戻れなくなるだろ」


「王都で奇術師を見つけて『変装』スキルを教えてもらう方法もあるよね。難しいけど、教会で免罪符を盗むって方法を試してもいい。ほら、詰みじゃないでしょ?」


 盗みの罪を盗みで帳消しにしようとするな。


「罪ではあるだろ。良心ちゃんとあるか?」


「りょ~しんはいそがし~のでおりませ~ん」


 この女に良心の呵責や罪悪感を期待するだけ無駄だということはよくわかった。

 俺だってゲームとしてこの世界を楽しんでいる時はしぶしぶ犯罪行為に手を染めたこともある。プレイスタイルには反するが、悪人にならないと入れない『悪徳の都』とか『闇ギルド』みたいな場所があったからだ。


 そういった状況でも可能な限り悪そうな奴から盗むようにしたり、返せる物は返したり、いわゆる『義賊』みたいなロールプレイをすることで自分を納得させていたのだが、それでも個人的にはあまりやりたくない行動ではあった。

 一方、レナの方にそういったこだわりはない。

 たぶん、こっちの方が『普通』なんだと思う。それでも『なんだかなあ』という気持ちが拭えない。俺が感情を持て余して歯噛みしていると、レナは面白がるように何かをこちらに見せてきた。青い液体の入った瓶。体力を回復させる薬品だ。


「はいこれ、プレゼント」


「盗品を贈るな」


「無駄になっちゃうから受け取ってよぅ」


 この先に熾烈な戦いが控えていることを考えれば、確かに貴重なリソースではある。俺は「いや、でも、う~ん」とか唸りながら結局受け取ってしまった。

 ごめんなさい店主《シヴォーン》さん。俺は流されやすい罪人です。


「あっ、ほらちゃんと信頼度が上がってるじゃん。プレゼント効果あるよ! とりあえず最初の会話イベント目指そ!」


「俺からお前への信頼度は今ので下がったはずなんだが?」


 何なんだよ。ゲームシステムと俺の魂の叫びは一致しないということなのか。

 確認すると本当に信頼度が100から101に上昇していた。勘弁してくれ。

 じゃあ何か。ゲーム内の『レイ』は『可愛い幼馴染が俺の命を守るためにポーションを盗んでくれた。なんて優しいんだろう。キュン♪』とか感じちゃったってことなのか? 嘘だよな、レイ? お前はちゃんと幼馴染を叱ってやれる奴じゃないのか?


「レイくんからのプレゼントも欲しいな~。ほらあそこ、広場の井戸あたりに女の人いるじゃん? あの人が身に着けてるブローチ、とってもおしゃれだな~、ちらっ」


「犯罪教唆やめろ」


「前世が盗賊のくせにスリ縛りとかありえないよ! レイくんのバカ! 回避タンク気取りで事故って一撃死! 連続攻撃で1ダメージずつしか出せない戦力外!」


「うるさい背後致命《バクスタ》取れればなんとかなるからいいんだよ。ていうかマジでお前その感じで行くつもりか? 本気で?」


「マジだよ~」


 幼馴染との倫理観ギャップがきつい。

 というより、これはレナにとってこの世界がゲームでしかないということなのだろうか。俺とは違って、本当の意味でこの世界を現実とは見なしていない?

 それとも。より悪い可能性を、俺は考えないようにしていた。

 レナにとって他者とは、尊重すべき存在ではないのかもしれない。

 十分にあり得る。そういう人だってたくさんいるだろう。

 俺がそれを望んでいないという点に目を瞑れば、納得するしかない結論だ。

 真実を追求する勇気は遂に出なかった。

 幼馴染の目に映るのは『レナレイ』だけ。

 完結しきった世界には他者の介在する余地などないのかもしれない。


(本当に、これでいいのか?)


 俺と彼女だけの世界。誰の目も届かない遠い場所。

 ここは現実じゃない。二人で恋人ごっこをしていたって、誰かに咎めらることもない。だって設定上ふたりは恋人同士なんだから。

 甘美な想像だった。


(これで、いいのかもしれない)


 堕落であることを知りつつも、その甘さに惹かれる自分がいた。

 この世界に監視カメラはない。

 この世界でなら現代日本における法や倫理を無視できる。

 思えば、レナは最初から態度を明確にしてくれていた。

 果たして俺は、そんな彼女に誠実に向き合って答えを出していただろうか?

 俺の内心を知らぬまま、レナは明るく言葉を繋ぐ。


「よおし。レイくんも納得してくれたところで、ここからは効率も重視していこ~。というわけで、一緒にスリデートしよう!」


「なにその最悪な字面のデート」


 聞いたこともないようなデート名が飛び出してきた。

 さすがに初耳の造語だ。存在して欲しくなさすぎるワードなんだが?

 内容がなんとなく想像できるだけに、頭が痛くなってくる。

 苦悩する俺の表情を楽しそうに見つめながら、レナはどこか蠱惑的に笑う。

 輝く瞳には活力が漲っていた。中学時代の暗いどぶのような瞳とは正反対だ。

 不思議と綺麗だった。あの頃よりもずっと。


 俺は、正しく綺麗で可愛らしいレナが大切だったはずなのに。

 それはそれで、幼稚園児レベルの妄想の産物でしかなかったのだろう。幼馴染に抱く幻想なんて、現実とのギャップですぐに壊れるガラス細工だ。

 砕け散る瞬間、それはきらきらと光を反射して俺の目を焼いた。

 気付けばもう、抗えない。


「ね、レイくん。一緒に悪いことしよ?」


 結論は決まっていた。

 『レイ』が恋人を裏切れるはずもない。

 愛を裏切ることより重い罪など、どこにもないのだから。




 確かに、この世界に監視カメラはない。

 だがその事実は、罪を見咎めるまなざしの存在を否定するものではなかった。

 無感情な黒い視線は、静かに俺たちという異物を見つめていた。

 これは俺の落ち度だ。

 この期に及んで、この世界を本当の意味で現実だと考えていなかった甘さ。

 俺たち二人以外の、シナリオとは無関係な『意思』を想定していなかった。

 なんて幼稚な浅はかさ。

 悪いことなんて、いつか必ず露見するに決まっているのに。




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