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釣り竿一本で異世界海域を攻略する! 津波の女神が相棒になったけど、俺だけ冒険者ランクEなんですが!?  作者: かず斉入道


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第88話 Eランク冒険者、潜水艇を作る!?(28)

 けれど、次の瞬間──彼女は、しっかりとうなずいた。


「……うむ。今度こそ、そなたとともに」


 巨大な波が港へ迫る!


 俺は魔力リール竿を構えた!


 そして、心の中で叫ぶ!


 《《海魔釣召》》、発動!


 俺の足元に青い魔法陣が広がった。


【ガンゾウ】


【ピカリ】


【クロガネ】


 三匹の魔獣が、召喚陣の中から姿を現す。


 海底の守護者たちと、海の女神……。


 そして、釣り竿一本のEランク冒険者……。


 この世界で初めて、俺は海と真正面から向き合うことになった。


 だが、押し寄せる波の奥にいたのは、ただの津波ではなかった。


 波の中で、巨大な目が開く──昨夜、海底で見たものと同じ目……。


 その瞳が、俺を見つめた。


『……鍵を持つ者よ』


 頭の中に、低い声が響く。


『深海の門を、開けよ』


 俺は、思わず息をのんだ。


 そして、女神キュモポレイアが、悲痛な声で叫んだ。


「新作! 決して、あの声に応えてはならぬ!」


 俺はキュモポレイアの言葉を聞き驚愕するが、海底神殿の封印の方は、今まさに崩れようとしていた。



 ◇◇◇



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