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釣り竿一本で異世界海域を攻略する! 津波の女神が相棒になったけど、俺だけ冒険者ランクEなんですが!?  作者: かず斉入道


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第66話 Eランク冒険者、潜水艇を作る!?(5)

「よし、行こう!」


「うむ! まずは珊瑚を採り、その後は魚を食べるのじゃ!」


「目的が二つ目に移ってるぞ!」


俺は駄女神さまへとツッコミを入れるた。



◇◇◇



 アクアベルの東側には、浅瀬が広がっている。


 海底には白い砂が敷き詰められ、色鮮やかな珊瑚が点在していた。


 海面から差し込む光が、水中でゆらゆらと揺れている。


 美しい……。


 前世でも俺は海釣りは好きだったが、こうして水中の景色を間近で眺める機会はなかった。


 異世界の海には、見たことのない生き物がたくさんいる。


 小さな魚の群れ、光る貝、青い甲羅を持つ蟹……。


 そして、珊瑚の隙間を泳ぐ、手のひらほどの透明な魚──


「……すごいな」


 俺が感嘆の声を漏らすと、キュモポレイアが得意げに笑った。


「当然じゃ。海は美しいものじゃからな」


「自分の庭みたいな言い方だな」


「庭どころか、わらわの領域じゃぞ?」


 そうだった。


 この女神、海の神の娘だった。

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