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第48話 古い海図と、海のダンジョンへの招待状(6)
これは、もしかすると長い説明を求められるやつだ。
俺はそっと視線を逸らした。
その瞬間、エマの視線が俺の肩へ移る。
「その小さな竜も、召喚魔獣ですか?」
「はい。ルルっていいます」
ルルは、きゅう、と鳴いた。
「かわいい……!」
エマの表情が一気に柔らかくなった。
彼女はそっと手を伸ばしたが、ルルは俺の肩の後ろに隠れた。
「……あら」
「まだ人見知りみたいですね」
「そうですか。残念です」
エマは少し肩を落とした。
どうやら、研究者気質であると同時に、かわいいものにも弱いらしい。
調査隊の顔ぶれは、これで揃った。
ギルドマスターのガルド。
前衛のレオン。
魔術師のエマ。
そして、俺とキュモポレイア。
加えて、ルル。
Eランクの俺にとっては、十分すぎるほど心強いメンバーだった。
……ただし、女神が暴走しなければ、という条件付きだが。
◇◇◇




