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釣り竿一本で異世界海域を攻略する! 津波の女神が相棒になったけど、俺だけ冒険者ランクEなんですが!?  作者: かず斉入道


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第37話 初依頼は魔獣釣り!?(11)

 彼女は魚を確認し、依頼書に記録をつけた。


「調査依頼の達成を確認しました。こちらが報酬の銀貨三枚です」


「ありがとうございます」


 俺は銀貨を受け取った。


 初めての報酬! たった三枚の銀貨だが、嬉しかった!


 自分の力で稼いだ金だ。


 異世界で生きていくための、最初の一歩!


 俺は銀貨を革袋にしまい、受付嬢に向き直った。


「それと、報告があります」


「はい。何でしょう?」


「入り江の海底で、強い魔力反応を確認しました。蒼雷魚の群れも、何かを恐れているような動きをしていました」


 受付嬢の表情が変わった。


「……海底の魔力反応、ですか?」


「はい。詳しいことはわかりません。ただ、普通の魔獣とは違う何かがいる可能性があります」


 彼女はしばらく考え込んでいたが、やがて奥の部屋へ向かった。



 数分後……。


 戻ってきた彼女の手には、新しい依頼書があった。


「藤原様。実は、数日前から東の入り江では、原因不明の漁網破損が続いています。さらに、昨夜は海面に青い光が浮かんでいるのを見たという報告もありました」


「青い光……」


「はい。ギルドとしても、もう少し詳しく調べる必要があると考えています」


 彼女は依頼書をカウンターに置いた。


「ただし、海底の調査には危険が伴います。今回の件は、上位ランクの冒険者にも協力を依頼する予定です」


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