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釣り竿一本で異世界海域を攻略する! 津波の女神が相棒になったけど、俺だけ冒険者ランクEなんですが!?  作者: かず斉入道


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第22話 女神様はSランク、俺はEランク!?(13)

 その日の午後……。


 俺たちは、町の外れにある小さな入り江へと向かった。


 海は穏やかで、水面には陽光がきらきらと反射している。


 岩場の周囲には、小魚の群れが泳いでいた。


「ここなら、魔獣もおるぞ!」


 キュモポレイアが自信満々に言った。


「どの辺りだ?」


「あの岩の下じゃ!」


「見えるのか?」


「もちろんじゃ! わらわは海の女神じゃぞ!」


 ……便利な能力だ。


 だが、今回は頼りすぎないようにしよう。


 俺はポセイドンから与えられた革袋を開き、中に入っていた魔力リール竿を取り出した。


 黒い竿身に、青い紋様が刻まれている。


 リールは銀色で、ハンドルを回すと小さな魔法陣が淡く光った。


 ルアーケースには、数種類のルアーが収められている。


【ミノー】

【スプーン】

【小型のワーム】


 見た目は地球の釣り具によく似ていた。


 違うのは、それぞれに魔力が込められていることだ。

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