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第140話 海賊王の過去と、女神の秘密(3)
そして、俺たちの目的は、ますますはっきりした。
第一の海印を手に入れなければならない。
「わかった。俺たちが海印を受け継ぐ」
俺は、バルガスを見つめた。
「だから、その試練を受けさせてくれ」
海賊王は、しばらく黙っていた。
やがて、ゆっくりとうなずいた。
『よかろう。だが、その前に一つだけ聞いておきたい』
「何ですか?」
『汝は、海を支配したいのか?』
俺は首を横に振った。
「違う」
『では、何を求める?』
「俺は……釣りがしたいんだ」
バルガスが、目を見開いた。
キュモポレイアが、隣で吹き出した。
「新作! 今は真面目な話をしておるのじゃぞ!」
「いや、真面目だって!」
俺は慌てて続けた。
「もちろん、世界が滅びるのは困る。仲間も守りたい。だから海印だって集める。でも、俺は海を自分のものにしたいわけじゃないんだ」




