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第135話 沈没船の墓場に眠る秘密(1)
アクア・フィッシャー号は、巨大な沈没船の手前で停止した。
目の前に広がるのは、まさに船の墓場だった。
大小さまざまな船が、海底に横たわっている。
商船、木造軍艦、海賊船……。
中には、見たこともない形状の船まであった。
そのすべてが、長い年月の中で朽ち果てている。
船体には海藻が絡まり、甲板には珊瑚が生え、船室の窓からは青白い光が漏れていた。
「……こんな場所が、本当にあったんだな」
俺は思わず息をのんだ。
前世では、海底遺跡なんて映像でしか見たことがない。
それが今、目の前に広がっている。
しかも、その中を自分の潜水艇で進んでいるのだ。
異世界転生って、本当に何が起こるかわからない。
「新作、気をつけるのじゃ」
キュモポレイアが、いつになく真剣な表情で告げてきた。




