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釣り竿一本で異世界海域を攻略する! 津波の女神が相棒になったけど、俺だけ冒険者ランクEなんですが!?  作者: かず斉入道


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第127話 幻魚リュミナスとの死闘! 釣り師と海賊王、海底決戦!(1)

 《ジジジジジジジジッ!》


「うおおおおおおっ! ちょっと待て! 速すぎるだろおおおっ!」


 アクア・フィッシャー号の操縦席で、俺――藤原新作は、必死にリールを押さえていた。


 魔力リールが猛烈な勢いで回転している。


 竿は限界までしなり、ラインは今にも切れそうだ。


 そして、ラインの先には、銀色に輝く幻の魚、リュミナスがいる。


 深海幻魚リュミナス。


 潮の流れを読み、魔力さえ操るという、沈没船の墓場に棲む伝説の魚だ。


 その魚を釣り上げれば、第一の海印である《《潮の海印》》が手に入る。


 つまり、世界を救うための大きな一歩になる。


 ……なるのだが。


「新作! 竿が折れるぞ!」


「わかってる! わかってるけど、どうすりゃいいんだよ!」


「ならば、わらわが海流を止めてやろう!」


「待て! それは絶対にやめろ!」


 俺は慌てて叫んだ。


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